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法政大学【開幕直前特集 第7回 〜堅守、強打と個性派揃いの3年内野手編〜】<川口凌内野手>

[ 2017年4月4日 05:30 ]

開幕直前特集 第7回 ~堅守、強打と個性派揃いの3年内野手編~

昨季の新人戦では主将を務めた川口(C)スポーツ法政新聞会
Photo By 提供写真

 逆襲の春の訪れだ。長らく遠ざかる王座奪還へ闘志を燃やす法大ナイン。リーグ戦開幕を直前に控え、士気を高める彼らの現在の心境を伺った。第7回は川口凌、小林満平、原田寛樹、吉岡郁哉の4人。チームを攻守で引っ張る彼らに今季の意気込みを語っていただいた。

 ◎川口凌内野手

―改めて昨年を振り返った率直な感想は
 春は自分なりに個人的な成績も残せましたけど、チームは勝てず。秋は自分の成績も駄目でなおかつチームも全然勝てなくて。けど、新人戦で優勝の喜びを知れたというのはとても良い経験ができたかと思います。

 ―新人戦で主将を務めたことで今年への意識は
 そうですね。来年新チームになったときも僕が中心となって引っ張っていかなければいけないと思うので、今年のリーグ戦から僕が引っ張るつもりでいけたら良いなと思います。

 ―どうやって引っ張っていきますか
 そんなに声を出すのは得意ではないですけど、新人戦の時はベンチの先頭に立って声も出しました。もちろんプレーでは模範というか、そういう選手にならなきゃいけないと思いますね。

 ―森(龍馬、キャ4)主将について
 野球に対する姿勢もそうですし、私生活も顔もカッコ良いし(笑)、何も言うことは無いんじゃないんですか。

 ―私生活というのは
 体に対しての意識ですね。ストレッチとか、そういう意識も高いなと思います。

 ―今の森主将のチームのまとまりは
 チームを想ってるというのがチームに伝わってると思うので、みんなも龍馬さんのためにという訳じゃないですけど、あんだけあの人が勝ちたいと思ってるから、俺たちもそういう練習から危機感持ってやらなきゃいけないだろうっていうのは感じます。

 ―森川大樹(平28年度卒=現明治安田生命)選手の代との違いは
 今年のチームはすごい龍馬さんはもちろん下級生の時から言ってくれましたけど、雄ニ(清水、法4)さんや俵(積田健人、人4)さんも副キャプテンという立場になってから、すごい言うようになったと感じるところはあります。

 ―オープン戦を評価して
 まだそんなに試合数はこなしていないですけど、チームとしても今まで勝ってましたけど今まで2年間やってきて、オープン戦で全然勝てなくて。でも今年はそういう意味では勝ててるので、良いなっていうのはあるし、個人的な面ではまあまあ仕事は出来てるかなとは思うので、これを継続してさらに高めていけるようにしたいです。

 ―自身の強みは
 守備はそんなにエラーする気は無いので、いかにバッティングで勝負できるかですね。僕は長打を打てるようなタイプではないので、チームバッティングというか、そういった勝つバッティングをするためにはどうしたら良いのかというのを考えて上を目指していきたいなと思います。

 ―活躍する同級生について
 同級生が試合で活躍するとやっぱり刺激になりますし、僕たちの代の選手は基本的にすごい練習するので、なので「あいつがやってるなら俺ももっとやろう」っていうのがどんどん相乗効果になっているかなというのはありますね。

 ―チームはどういった雰囲気か
 個性が強いので、それが良い方向に向いていけば良いですけど、それがバラバラにならないようにしなきゃなと感じるときもあります。

 ―意識している選手は
 やっぱり満平(小林、法3)じゃないですかね。一緒のポジションで、一緒の感じの選手なので。

 ―野球部内アンケートでは野球バカな人ランキングで1位を獲得しましたが
 そんなつもりはないです(笑)けど、貪欲にやっています。

 隣にいた清水ニ:練習の鬼です。けど本当の野球バカはまっちー(町田大輔、社3)。野球大好きですから。

 ―シーズンに向けて目標は
 開幕戦でスターティングメンバーで神宮に立っていられるようにするのと、チームが勝つことです!

 ―優勝に向けた意気込み
 4年生と野球する最後の春のシーズンなので、優勝できるように頑張ります!!(取材:スポーツ法政新聞会・山口有沙)

 ◆川口凌(かわぐち・りょう) 人間環境学部3年1996年10月1日生まれ。東京都出身・横浜高校。168センチ・68キロ、右投げ左打ち。誰もが認めるキャプテンシーの持ち主。昨季の新人戦では主将を務め、優勝へと導いた。高い守備力と巧打で勝利を掴みとる。

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