【大学スポーツ】スポーツ法政新聞会

法政大学【対慶大1回戦】監督、選手インタビュー<後編:熊谷投手他>

[ 2017年5月8日 05:30 ]

対慶大1回戦   法大5―5慶大 ( 2017年5月6日    神宮 )

6回無失点で慶大の攻撃を抑えた熊谷(C)スポーツ法政新聞会
Photo By 提供写真

 ◎熊谷拓也 投手

 ―今日の試合を振り返って
 しっかり守りきれたのでそこは良かったかなと思います。守備にも助けられて、(自責点が)0だったことはよかったです。

 ―途中までシーソーゲームでしたが、最終的に引き分けとなったこの試合結果についてどう思いますか
 勝ちきりたかったというのが正直ですね。初回4点取っているので。正直勝ちきりたかったですけど、負けはしなかったので、そこはよかったんじゃないかなと思います。

 ―今日は6回から11回までの6イニング投げて被安打2でしたが、ご自身の投球についてはどう思われますか
 あまりよくなかったですけど、真っ直ぐと変化球しっかり混ぜて抑えられたかなと思いますね。

 ―今日は球速も抑えめで最初から長いイニングを投げる予定なのかと思いましたが実際のところは
 (球速抑えめだったのは)暑かったです。暑かったです、今日は。

 ―調整されてたわけではなかったんですか
 別に(笑)。普通に投げてました。調子もそんなによくなかったので。

 ―今まで先発では結果が出なかった中で中継ぎ、リリーフでは結果を残していますが、その違いはどこにあると思いますか
 先発だと“早くアウトが欲しい”とか思ってしまって、投球のフォームとか速さだとか焦りが出てるのかなと最近思って。中継ぎの時みたいにゆったり1個1個アウトとればいいのかなとは思っています。

 ―シーズン始まった頃は苦しい状況が続き、今は少し抜けました。今は気持ち的にどうですか
 ぼちぼちですね。勝てればもっと気分よくなると思います。

 ―前回の試合では最速の152キロがでましたが
 しっかりバッターを抑えるということしか考えてなかったですけど。アドレナリンかなんかですかね(笑)。ウエイトもちゃんとやってきたので。

 ―オフの間の下半身トレーニングの成果ですか
 それも確実にあると思います。

 ―打撃も今日は打席に入る前から振り込んでいましたね
 ホームラン打ってやろうと思ってました。監督にも「ホームラン狙え」って言われてたんですけど、余裕で三振でした。全然当たんないです。

 ―気合いが入っている印象でしたが
 試合決めてやるくらいの気持ちだったんですけど。甘かったですね。

 ―相手投手も良かったんですか
 良かったんじゃないですか。0で抑えられてますし。次は打つと思いますけど。

 ―今日後半調子の出なかった打者についてはどう思われますか
 いや、もうバッターは水物なんでね。バッティングは。ピッチャーがしっかり抑えていい流れで持ってこられれば必ず打ってくれると思うので、明日からもそういう試合を作っていきたいと思います。

 ―最後の打席は代打を送られてしまいましたが
 それは別に何とも思っていません。

 ―明日以降もまだ試合が続きますが、どのように活躍していきたいですか
 またリリーフになると思うので、しっかり連投もして、0に抑えてチームの勝利に貢献できれば最高の形だと思います。

 ―最後に、明日以降への意気込みをお願いします
 しっかり2連勝して勝ち点とるまで応援よろしくお願いします。

 ◎鎌倉航 選手

 ―今日の試合を振り返って
 初回に4点取ってもらったのでなんとか3点以内に抑えて勝ちゲームをしなきゃいけなかったなというのが一番なんですけど、あれだけ流れが悪かった中でも最終的には引き分けで終われているんでツイてるなというところです。

 ―試合前にチームで話し合ったことは
 やってきたことをしっかりやって、あまり変えずに自分たちの野球をしっかりやろうということです。

 ―初回には3点を追加する安打を放ちましたが
 1点で終わるのと、2点3点入るのじゃ全然違いますし、どんな形でももう1点と思って打席に入りました。なんとかいい所に転がってくれたのでよかったなと思います。

 ―4点を先制した裏の攻撃で無死満塁のピンチを迎えましたが、長谷川投手にはどんな声がけをしましたか
 守るところじゃないと思ったので、どんどん攻めていきましょうということで。ストライクゾーンも狭くて辛かったですし、そういった中でも緩急使いながらどんどん攻めていきましょうという話をしました。

 ―慶大には強打者の岩見選手もいますが、何か対策はされたのでしょうか
 特にこれというのはないんですけど、逃げてカウント悪くするのが一番悪くなると思うので、どんどん攻めていきました。

 ―鎌倉選手のキャッチングも安定しているように見えましたが
 だいぶやらかしてきたので、落ち着いてやるのが一番だと思いますし、いろんなことを考えると集中できなくなってしまうと思うので1つ1つ整理して入ろうと心がけました。

 ―熊谷投手の投球について
 リーグ前半は苦しいピッチングの中でも、こうやって後半のカードになったら立て直してくれています。信頼してサイン出していますし、思い切って投げてくれているので、今日勝ちを付けてあげられなかったのが一番申し訳ないなと思います。

 ―12回裏のバックホームはどんな気持ちでブロックしましたか
 僕は立教の時に一度落としてしまっているので取ってからっていうのと、なんとか雄二さんが投げてくれたのでそれはよかったなと思います。

 ―明日に向けての意気込みを
 勝てなかったんですけど負けてはいないので、明日明後日で勝てるように全員で協力してやっていきたいと思います。

 ◎中山翔太 選手

 ―今日の試合振り返って
 勝ちゲームだったので、勝てなかったことが悔しいです。

 ―初回の死球で塁に出た場面、どんな気持ちで打席に入りましたか
 いい形で次のバッターに繋げようと思ってました。6回にレフト前ヒットを放ちましたが頑張って打とうという感じです。

 ―11回にも前の打席で凡退した高橋投手からレフト前を放ちましたが
 2回打ち取られるのが嫌だったので、なんとかして打とうかなと思っていました。今日は柔軟な守備も印象に残っていますが、守備で心掛けていることは絶対前に止めて、アウトにするということです。

 ―6回からの熊谷投手の力投はいかがでしたか
 凄く気合が入っていて、最初の早大戦とは別人のようになっていたので、結構みんなそれでよしやるぞ、という感じになっています。

 ―今日は打線が援護しきれなかった部分がありましたが、野手陣の反省点は
 8回のチャンスの時に1本打てなかったのが悔しいので、明日チャンスで1本打てるように頑張りたいです。

 ―明日への意気込みを
 もう、勝つだけです!

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