日本フェンシング協会前会長の太田雄貴氏がIOC選手委員に当選

[ 2021年8月4日 14:32 ]

太田雄貴氏
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 国際オリンピック委員会(IOC)選手委員会は4日、新たな委員を選出する選挙の結果を発表し、日本フェンシング協会前会長で08年北京、12年ロンドン両五輪銀メダリストの太田雄貴氏(35)が日本人として初の当選を果たした。改選4枠に30人が立候補し、太田氏は4位にあたる1616票を集めた。任期は28年ロサンゼルス五輪の最終日まで。

 IOC選手委員の選挙は7月13日から今月3日まで行われた。東京五輪出場全選手に投票権があり、選手村や宿泊施設など11カ所の投票所で投票を行った。有効投票数は6825票で、投票率は史上3番目に高い61・27%だったという。選手委員はIOC委員を兼ねており、五輪開催地などを決める投票権を持つ日本のIOC委員は日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長を含めて3人となった。

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2021年8月4日のニュース