スケボー岡本碧優は涙「とても悔しいです」 逆転メダル目指し大技トライも4位

[ 2021年8月4日 14:05 ]

東京五輪第13日 スケートボード女子パーク ( 2021年8月4日    青海アーバンスポーツパーク )

スケートボード・女子パーク予選に登場した岡本碧優(AP)
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 競技のスケートボードはきょう4日、女子パーク決勝が行われ、四十住さくら(19=ベンヌ)が60・09で金メダル。開心那(12=WHYDAH GROUP)が59・04で銀メダルを獲得。日本勢がワンツーフィニッシュした。岡本碧優(みすぐ、15=MKグループ)は53・58で4位。メダル獲得とはならなかった。

 予選を4位で通過した四十住は1本目に60・09をマーク。予選決勝を通して、唯一の60点台を記録した。予選3位の開は2本目に59・04を出し、銀メダル。日本人の母親を持つイギリス代表のスカイ・ブラウン(13)が56・47で銅メダルを獲得した。

 予選トップ通過の岡本は果敢に難易度の高い技に挑戦したものの、ミスが続き惜しくも53・58の4位。しかし、最後まで攻めの姿勢は崩さなかった。最後には大技フリップインディに挑戦。惜しくも転倒しメダルの夢は途絶えたものの、出場した選手たちが集まり滑走を終えた岡本をあたたかく出迎えた。最年少の開は1番最初に健闘をたたえ抱きしめた。

 試合後のインタビューで岡本は「最後のフリップインディが乗れなくて、とても悔しいです。乗りにいったんですけど乗れなかったです」と涙ながらに試合を振り返った。初のオリンピックについては「とても大きい舞台で、他の世界大会と同じくらい緊張しました」と話し、「コロナで1年延期になった時に自分の気持ちに負けてダラダラしてしまった部分がすごく大きくて、今回にも繋がったんだとコーチにも言われて自分も思っているので、そこを埋めれるようにもっとちゃんと練習頑張ろうと思いました」と語った。

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2021年8月4日のニュース