男子400障害ワーホルム自らの世界記録1カ月で更新 ゴール後「夢のよう」大興奮!!ユニホーム引き裂く

[ 2021年8月4日 05:30 ]

東京五輪第12日陸上男子400メートル障害 ( 2021年8月3日    国立競技場 )

男子400メートル障害で45秒94の世界新記録をマークし、笑顔でポーズをとるノルウェーのカルステン・ワーホルム=国立競技場
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 男子400メートル障害のカルステン・ワーホルム(25=ノルウェー)が、驚異的な世界新記録で金メダルを獲得した。力強いストライドで序盤から先行すると一度もハードルに触れることなく走り切り、自らの記録を0秒76も更新する45秒94。「夢のようだ。何千時間も考えてきたことが、メダルで完結した」。ゴールすると、上半身のユニホームを引き裂き、絶叫した。

 7月1日に46秒70で走り、男子トラック種目最古の世界記録を29年ぶりに塗り替えたばかりだったが、わずか1カ月で更新。「信じられないタイムだ。人生で最高の瞬間だった」。取材エリアで1時間以上も世界中のメディアから質問を受けたハードラーは、最後まで興奮気味だった。

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2021年8月4日のニュース