卓球男子団体、水谷「すべての力を出し尽くしたい」 準決勝ドイツに2―3で敗れ6日3位決定戦VS韓国

[ 2021年8月4日 23:33 ]

東京五輪第13日 卓球男子団体準決勝 ( 2021年8月4日    東京体育館 )

卓球男子団体準決勝、第3試合のシングルスでプレーした水谷(AP)
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 東京五輪卓球男子団体準決勝が4日に行われ、水谷隼(32=木下グループ)、丹羽孝希(26=スヴェンソン)、張本智和(18=木下グループ)で臨む世界ランク3位の日本は、世界ランク2位のドイツにフルセットの大接戦の末に2―3で敗れた。6日の3位決定戦は世界ランク4位の韓国と対戦する。

 第1試合のダブルスは水谷、丹羽ペアが2―3で敗れたが、2ゲームを奪われる劣勢から2―2まで持ち込む粘りを見せた。第2試合のエース対決は張本が3―1と貫禄の勝利でセットカウントをタイに戻した。第3試合は水谷がこれまで0勝13敗とまだ一度も勝ったことがないボルに第1ゲームを先取したものの1―3で日本は崖っぷちに立たされた。

 それでも第4試合に再び登場した張本が0―2から3ゲーム連続奪取で大逆転の3―2でチームを救った。運命の第5試合は丹羽。シングルス4回戦で敗れた因縁の相手オフチャロフと対戦。最後まで粘り続けたが0―3のストレート負けで決勝に進むことができなかった。

 試合後のインタビューで水谷は「ダブルスとシングルス、どちらもチャンスがある中で勝ち切れなかったのは本当に悔しい。日本としては張本が2点取ってくれて理想的な展開だった。けど、自分が1点取れなかったのが本当に申し訳ない」と振り返った。

 3位決定戦へ「泣いても笑っても最後の一戦なので、すべての力を出し尽くしたい」と力を込めた。

 日本は2大会連続メダル獲得へ、銅メダル獲得を目指して6日の3位決定戦は世界ランク4位の韓国と対戦する。

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2021年8月4日のニュース