金井大旺「詰めが甘いというか」まさかの転倒で決勝進出ならず 男子110メートル障害準決勝

[ 2021年8月4日 11:14 ]

東京五輪 陸上 ( 2021年8月4日    国立競技場 )

準決勝での金井の走り(AP)
Photo By AP

 男子110メートル障害は準決勝が行われ、第2組の金井大旺(25=ミズノ)は8台目のハードルにぶつけてまさかの転倒。26秒11の組最下位となり決勝進出を逃した。「こういう結果になってしまったのも詰めが甘いというか、最後まで刻むことができなかったので力不足だと思います」と振り返った。

 金井は東京五輪を最後に競技引退し、歯科医を目指すことを表明していた。ここまで支えてくれた人たちへ「これまで色々あって、感謝しています」と涙ながらに語った。

 ◇金井 大旺(かない・たいおう)1995年(平7)9月28日生まれ、北海道出身の25歳。男子110メートル障害で14年アジア・ジュニア選手権優勝。17年に日本学生対校選手権を制し18、20年日本選手権優勝。今年4月に当時日本新の13秒16をマーク。北海道・函館ラサール高―法大出、ミズノ。1メートル79、73キロ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月4日のニュース