丹羽孝希が敗れて3時間の熱戦に幕「僕が1点でも取っていれば…」

[ 2021年8月5日 00:21 ]

東京五輪第13日 卓球男子団体準々決勝 ( 2021年8月4日    東京体育館 )

卓球男子団体準決勝、第5試合のシングルスでプレーした丹羽(AP)
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 日本男子は準決勝でドイツに2―3で敗れた。3時間11分の熱闘だった。前回リオデジャネイロ五輪でも準決勝で対戦。その時は3―1で勝ち、銀メダル以上を確定させたが、リベンジを喫した。

 最終5戦目に登場した丹羽孝希(26=スヴェンソン)は「僕が1点(1勝)でも取っていれば、勝っていた」と肩を落とした。

 最後の相手は通算1勝6敗と分が悪いドイツのエース、オフチャロフ。意表を突くカウンターや、攻撃的なレシーブで崩しにかかるが、パワーと技術を兼ね備える相手にストレート負けをした。

 1戦目は水谷と組んでダブルスに出場した。あっさり2ゲームを連取されてから、フルゲームまで立て直した。チームの全2勝を挙げた張本に「ダブルスや監督に勇気付けられた」と好影響を与えた。
 6日の3位決定戦は韓国と対戦する。「気持ちを切り替えたい」と前を向いた。

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2021年8月4日のニュース