女子ゴルフ4日開幕 服部コーチ、奈紗&萌寧のメダル太鼓判「2人とも良い状態」

[ 2021年8月4日 05:30 ]

五輪マークの前で記念撮影する畑岡
Photo By 共同

 東京五輪女子ゴルフ競技は4日から4日間、埼玉県の霞ケ関CCで行われる。服部道子女子コーチ(52)が3日、日本勢のメダル獲得について聞かれ「2人とも良い状態ですし、もちろんあります」と畑岡奈紗(22)と稲見萌寧(22)に太鼓判を押した。

 世界ランク11位の畑岡は2週前のメジャーを欠場し、五輪に照準を合わせてきた。前日の会見では「五輪はいつもと違う雰囲気になると思うが優勝を目指す」と宣言。この日は8番から練習ラウンドを行い、10番で稲見と合流。2人でイン9ホールを回って最終調整を終えた。服部コーチは「畑岡さんの五輪への思いは凄く伝わるものがあった。プレッシャーもあると思うが、彼女だったらやっていける」とし、「稲見さんは日に日に状態が良くなっている」と期待を寄せた。

 《笹生、キャディー熱中症も「全力尽くす」》フィリピン代表として出場する笹生優花が会見に出席し、「金メダルが獲れれば素晴らしいこと。ただ、私は最高のゴルフができるように全力を尽くすだけ」と語った。父は日本人、母はフィリピン人で両国籍を持つ20歳は、今年6月の全米女子オープンを制した金メダル候補の一人だ。ただ、2日に専属キャディーが熱中症となり、代役でコーチがバッグを担ぐ。「彼と一緒にプレーできないのは悲しいけど、これも私の人生。早く元気になってほしい」と気遣った。

続きを表示

2021年8月4日のニュース