マラソン大迫 厚底禁止?報道に「どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!」

[ 2020年1月17日 05:30 ]

男子マラソン日本記録保持者の大迫傑
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 男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が16日、ナイキの「厚底シューズ」が世界陸連の新規則によって禁止されると複数の英メディアが15日に報じたことを受け、自身のツイッターで「どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!」とコメントした。

 大迫は18年10月に行われたシカゴマラソンで「厚底シューズ」を履いて2時間5分50秒の日本新記録を更新。東京五輪代表の中村匠吾(27=富士通)や服部勇馬(26=トヨタ自動車)らも着用するなどトップ選手に浸透している。大迫は「僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ。それだけ」と続けた。

 指導者にも困惑が広がっている。服部を指導する佐藤敏信監督は「(服部は)厚底シューズがなくても大丈夫だと思う。決まったらそれに従うだけです」と静観する考え。

 一方で代表の残り1枠を争う東京マラソン(3月1日)前に禁止されることを不安視する声もある。日本記録を1秒上回る2時間5分49秒以内の最上位者が3人目に内定するだけに、実業団関係者は「東京マラソン前に規制されると、代表選考にも関わってくる」と胸の内を明かした。

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