大槻智春「三度目の正直」首位に4打差で暫定7位 石川は暫定42位

[ 2020年1月17日 21:04 ]

15番でティーショットを放つ大槻智春
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 男子ゴルフの日本ツアー今季開幕戦でアジアンツアー共同開催のSMBCシンガポールオープン(賞金総額1億711万円、優勝賞金1927万9800円)は17日、シンガポールのセントーサGCセラポンC(7397ヤード、パー71)で雷雲接近による競技中断のため日没サスペンデッドとなっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行った。

 昨年の関西オープンで悲願のツアー初優勝を飾った大槻智春(29=真清創設)が5バーディー、1ボギーの67をマークし、首位に4打差の通算6アンダー、暫定7位グループにつけている。65で回ったタイのジャズ・ジェーンワタナノンド(24)が通算10アンダーで暫定首位に浮上。2016年リオ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(39=英国)と同銅メダルのマット・クーチャー(41=米国)が暫定首位に2打差の通算8アンダー、暫定4位グループに付けている。

 ローズ、ジェーンワタナノンドと同組で回った石川遼(28=CASIO)は1バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、通算イーブンパーの暫定42位まで順位を下げた。

 日没のため4人がホールアウトできず、18日に第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行う。

 ▼大槻智春 パターが入ってると思います。ここはトリッキーで距離もありますし、風が吹くと8番アイアンがユーティリティーやスプーンになることもあって今までは苦手だったんですけど、三度目の正直ですかね。先週、20度前後の香港でシーズン初戦を経験しているのも大きいと思います。(前週の香港オープンで日本人最高の7位。過去2年連続予選落ちのシンガポールオープンで上位争い)

 ▼石川遼 アイアンの調子がホントに良くなかったですね。最後の18番のティーショットとセカンドで明日やりたいことと課題が見えてきたので、まだまだ、諦めずにやりますよ。(最終18番のバーディーで反撃へのヒントをつかみ、残り2日間での上位浮上に意欲十分)

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2020年1月17日のニュース