ドラコンプロ・杉山美帆の飛距離アップレッスン “ボールに力が伝わるフォロースルーをつくろう!

[ 2020年1月17日 12:00 ]

左肘を伸ばしながらクラブヘッドを目標に向って出していく杉山美帆プロ
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 2019年の「日本ドラコン選手権」で309ヤードという驚異的な飛距離で優勝した杉山美帆プロの飛ばしレッスン。第10回目のテーマはフォロースルーです。杉山プロによれば、アベレージゴルファーの多くは、左肘を後ろに引いてしまう形が多いそうです。その結果、ボールに力が伝わらず、飛距離が伸びないとのこと。まずは、左肘を引く動きを修正し、正しいフォロースルーの形を覚えましょう。

 ダウンスイングで肩と下半身が回らず、腕だけでクラブを振るとどうなると思いますか?

 答えは、フォロースルーで左肘を背中側に引いてしまいます。その結果、アウトサイドインのカット軌道でボールを捉えるため、目標の右に打ち出すプッシュアウトや、さらに右に曲がるプッシュスライスが出ます。当然、ボールに力を伝えることができず、飛距離も伸びません。

 実は、このフォロースルーこそ、アベレージゴルファーに多い形なんです。そこで、今回は左肘を背中側に引かず、左肘を伸ばしながら、クラブヘッドを目標に向って出していくフォロースルーを身につけるドリルを紹介します。

 ドライバーでは難しいので、9番アイアンのようなショートアイアンを使いましょう。ポイントは1つだけ。普通に構えてトップまで上げたら、クラブを下ろし、インパクトと同時に右手をクラブから離します。すると、より大きな遠心力がヘッドに加わるので、クラブは自然と目標に向って動こうとします。それに伴い、左腕がクラブに引っ張られるので、左肘が伸びていくわけです。あとはそのままフィニッシュまで振り抜いて下さい。

 最初のうちは、ボールの行方を気にするよりも左腕が引っ張られる感覚、左肘が伸びる感覚を理解することを優先しましょう。慣れてくると、ボールを真っ直ぐ打てるようになります。また、フォロースルーでは下半身の動きは止まっているのが正解です。むしろ、止まっているからこそ、腕とクラブが加速すると考えましょう。ヘッドスピードのアップにもつながるので、当然飛距離も伸びます。注意点は、遠心力に負けてクラブを離さないことです。

 このドリルは、スライスが出る人だけでなく、右手を返し過ぎることで、引っかけに悩む人にも有効です。インパクトで右手をクラブから離すことで、フェースを返そうとしなくなるからです。

 ボールが当たらなくなったら、このドリルを行い、ボールを真っ直ぐ飛ばせるようになったら、普通の打ち方に戻りましょう。


 ◇杉山 美帆(すぎやま・みほ) 1989年(平元)2月3日生まれ、埼玉県出身の30歳。8歳でゴルフを始める。拓大紅陵高卒。15年ATPミニツアー賞金ランキング3位。ドラコン自己ベストは320ヤード。1メートル63、53キロ。レッスンや自身の活動をYouTube「美スイングゴルフ」で配信中。

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