張本、高校生対決ストレート勝ちで8強進出 苦境でも動じず…精神面の進化見せた

[ 2020年1月17日 16:59 ]

卓球・全日本選手権第5日 ( 2020年1月17日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球選手権 男子シングルス5回戦>準々決勝進出を決めた張本智和(撮影・北條 貴史)
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 安定した運びで、2年ぶりの戴冠へ近づいた。男子シングルス6回戦で、張本智和(16=木下グループ)が横谷晟(愛工大名電2年)を4―0のストレートで下し、順当にベスト8へ進出した。

 スコアに表れない、確かな成長があった。2―0とリードした第3ゲーム。張本は中盤で6ポイント連続で失い、6―9と逆にビハインドを背負った。「昨年に比べると、ああいう場面で焦ったりしなくなったのが成長」。少し間を取り、自分のリズムを取り戻す。平静になれば、敵はいない。5ポイント連取して、唯一の勝負どころを乗り切った。

 一流は、敵からも学ぶ。昨年12月のワールドツアー・グランドファイナル。準々決勝で世界1位(当時)の許キンをマッチポイントまで追いつめながら、敗れた。「こっちが勝っているのにオーラを感じた」。苦境でこそ求められる精神力。それを知り、16歳もまた進化した。

 同世代の横谷を撃破して、頂点へ残り3勝。まだ気は抜けない。「きょうは戦術、経験で勝てた試合。明日に向けてしっかり準備したい」。絶対本命の前評判にあぐらはかかない。一回り大人になった張本は頂点だけを見据えていた。

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