嘉数、故郷の首里城焼失ショック「心に大きな穴」も…52位から19位浮上

[ 2019年11月2日 05:30 ]

男子ゴルフツアー  マイナビABCチャンピオンシップ第2日 ( 2019年11月1日    兵庫県 ABCGC=7200ヤード、パー72 )

1番、ティーショットを放つ嘉数光倫(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に7打差の52位から出た沖縄出身の嘉数光倫(29=エナジック)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算5アンダーの19位まで大きく順位を上げた。大会が開幕した31日未明には故郷の象徴、首里城の正殿などが焼失。ショックを受けた沖縄県民の思いも背負いながら、さらに上を目指す。岩田寛(38=フリー)と韓国の趙珉珪(チョミンギュ)(31)が通算10アンダーで首位に立っている。

 初日の出遅れを取り戻そうと、嘉数は懸命に前を追った。

 10番ではフェアウエー右のバンカーから残り147ヤードの第2打を8Iで60センチに付けた。好調なショットを武器に6バーディーを奪い、首位とは5打差。念願のツアー初優勝が狙えるところまでスコアを伸ばしてきた。

 「メチャクチャ、びっくりしました。自分が生きている間になくなってしまうなんて。心に大きな穴が空いた感じです」。首里城は沖縄県民のシンボル。小学校の遠足で最初に訪れて以来、嘉数にとってもそれは同じだ。

 「寄付という形になりますが、首里城の復興のためちょっとでも力になれれば。みなさんに協力していただけるよう雰囲気づくりにも貢献したい」。来週には地元沖縄で日本ツアーのHEIWA・PGM選手権が開催され、欧州ツアーを主戦場にする沖縄の先輩、宮里優作も出場する予定。そこで復興支援策を話し合うことになるが、その前にV争いで復興をアピールする。

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