森田、キャディーで一ノ瀬サポート 競技復帰については「未定です」

[ 2019年11月2日 05:30 ]

女子ゴルフツアー  樋口久子・三菱電機レディース 第1日 ( 2019年11月1日    埼玉県 武蔵丘GC=6585ヤード、パー72 )

一ノ瀬(右)のキャディーを務めた森田(撮影・西尾 大助)
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 休養中の13年賞金女王の森田理香子(29=フリー)がキャディーでトーナメントに復帰した。仲のいい一ノ瀬優希(31=ミロク情報サービス)のバッグを担ぎ、1アンダーの71で回り31位発進した友人をサポートした。蛭田みな美(22=ユアサ商事)と鈴木愛(25=セールスフォース)が6アンダーの66で首位。プロデビュー戦の古江彩佳(19=フリー)は72の43位と出遅れた。

 心強い援軍の登場で7試合ぶりの予選通過が見えてきた。森田をキャディーに起用した一ノ瀬は「安心して任せられます。アドバイスも的確で、相談したら的確な答えが返ってくる」と感謝した。7番パー4では第2打をユーティリティーにするか、アイアンで打つか迷ったが、森田に「ユーティリティーでいいんじゃない」と背中を押され残り162ヤードから1メートルにつけバーディーを奪った。

 森田は昨年6月のニチレイ・レディースを最後に体調不良などで休養中。今回は「ゴルフに対する考え方の勉強をしたかった」と一ノ瀬に頼み込んでバッグを担いだ。ただキャディーは「これが最後」とキッパリ。現在は「何もしてないです。家にいることが多いです」と説明。競技復帰については「未定です。ただ私にはゴルフしかないので」と心境を明かしていた。

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2019年11月2日のニュース