大迫傑 設楽との“新旧日本記録保持者対決”制し“国内最強”証明する

[ 2019年9月14日 05:30 ]

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)15日号砲

ポーズを取る(前列左から)村沢、大迫、上門(後列左から)中本、藤本、服部(撮影・西海健太郎)
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 15日に行われる東京五輪マラソン男女代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(明治神宮外苑発着)の記者会見が13日、都内のホテルで行われ、男子日本記録保持者の大迫傑(すぐる、28=ナイキ)が自身の名前になぞらえて今大会を傑作レースにすることを誓った。今年3月の東京マラソンでは無念の途中棄権となったが、設楽悠太(27=ホンダ)との“新旧日本記録保持者対決”を制して国内最強を証明する。

 今年の東京マラソン以来、約半年ぶりの公式会見。丸刈りで両耳ピアスという格好で登場した大迫は、大会への意気込みを漢字一文字で問われると、ボードに自身の名前と同じ「傑」としたためた。「今までやってきた中で一番いい練習ができた。心身ともに充実している。自分の中の“傑作”を出したいという思いです」

 傑作を生み出す準備は整っている。試合までの準備過程を含めてマラソンを一つの作品に例えるアーティストは「毎回の練習で大きな変化はないが、一つ一つの練習をとっても、速くなっている。距離も長くなっているというころで良い練習と感じる」と手応えは十分だ。

 会見ではレースの勝負どころを「ラスト5キロになる」と明かした。「どのレースでもラスト5キロは勝負になる。最後の5キロには坂もあるので、その辺からレースが動く」と予想。コースの試走はこれからというが、前半より後半のタイムが速い「ネガティブスプリット」で日本記録をマークした大迫だけに後半勝負にも自信を見せる。

 設楽をはじめ、18年ジャカルタ・アジア大会金メダルの井上や18年福岡国際マラソン優勝の服部勇ら多士済々のメンバーが大迫をマークする。レース当日の天気は曇りのち雨、予想最高気温は28度で最低気温は22度と、当初予想されていたような蒸し暑いコンディションは回避されそうだが「自分の中で決めつけて準備をしないことが準備。最後に勝てば良い。強さをしっかりと見せられたらいいと思う」と“傑出”した力で五輪切符をつかみ取る。

 ▽マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) 男子は15日午前8時50分、女子が同9時10分にスタート。男女各上位2人が東京五輪マラソン代表に内定する。19年冬から行われる選考大会でMGCファイナルチャレンジで設定記録突破者がいない場合、MGC3位の選手が内定する。

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