紀平ノーミス首位発進!シニア2年目、納得トリプルアクセル「思い通りのジャンプができた」

[ 2019年9月14日 02:00 ]

フィギュアスケート オータム・クラシック第1日 ( 2019年9月12日    カナダ・オークビル )

SPの演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子ショートプログラム(SP)では、18年GPファイナル女王の紀平梨花(17=関大KFSC)が78・18点の高得点で首位発進した。冒頭の3回転半(トリプルアクセル)を含む3本のジャンプを成功させ、進化を見せた。2位には18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(19=ロシア)が75・14点で続いた。フリーは13日(日本時間14日)に行われる。

 演技を滑り終えると、紀平はフィニッシュポーズのまま両拳を握った。シニア2年目となる今季初戦でノーミスの首位発進。「全てのジャンプを絶対に決めたい思いがあったので、それができたのでよかった」。納得の笑顔だった。

 自身の代名詞トリプルアクセルが、今季も突破口となった。冒頭に挑み、クリーンに着氷。出来栄え点GOEは5点満点で3・04点がついた。会場入り後、2度の公式練習で18本中13本成功と好調で「思い通りのジャンプができた」。フリップ―トーループの連続3回転も、両手を上げた3回転ループも成功。「3つのジャンプの感覚が染みついていた」と自信を深めた様子だった。

 不安も払しょくした。自らの可能性を広げるため、平昌五輪で羽生のフリーの振り付けなどを手がけるシェイリーン・ボーン氏にSPの振り付けを依頼。昨季は夢見る少女を連想させる曲「月の光」だったが、「ダンスとか少し変わったポーズもある」という鋭い緩急の付いた大人の演目に変わった。「凄く息切れするプログラムで、初めて教えてもらった時はジャンプを入れなくても体力が持たなかった」という。それでも何度も振り付けを繰り返し、初戦に間に合わせてみせた。

 今季中に大技4回転サルコー習得を目指すが、今大会フリーでの投入には「まだ(同ジャンプを)入れて通したことがないので迷っている」と慎重な姿勢を見せた。新たな大技を封印しても、回数をこなしたトリプルアクセルこそが紀平の武器。新たなフリーでも、進化を見せる。

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