【岡崎真の目】紀平、演技点9点台を目指すならもう少し「演じる」必要あり

[ 2019年9月14日 08:00 ]

フィギュアスケート オータム・クラシック第1日 女子SP ( 2019年9月12日    カナダ・オークビル )

SPの演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 シーズン初戦とは思えないほど紀平の演技は素晴らしかった。冒頭のトリプルアクセルは文句なし。3回転フリップ―3回転トーループもきちんと着氷した。3回転ループはGOE(出来栄え評価)でマイナスを付けたジャッジもいたが、私にはあえてマイナスにするようなジャンプには見えなかった。

 今回のプログラムは表現するのが凄く難しい曲で、昨年までとはガラッと雰囲気が変わっている。ジャンプはもちろんスピン、ステップもきちんとこなせている。一方で、演技点も決して低いわけではないのだが、9点台を目指していくとなればもう少し「演じる」という部分が必要になる。ただし、シーズンはまだ始まったばかり。このプログラムを滑り込んでもっとこなれてくれば問題はないだろう。

 毎年同じではなくチャレンジしていく姿勢は素晴らしいと思うし、先々を見据えればいい試みだと思う。今季はジュニアから4回転を跳ぶ選手がどんどん上がってくるので、フリーも攻める気持ちを忘れずに頑張ってほしい。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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