羽生結弦 新衣装でSP98・38点 首位発進も転倒「ノーミスできないと悔しい」

[ 2019年9月14日 05:35 ]

フィギュアスケート オータム・クラシック第2日 ( 2019年9月13日    カナダ・オークビル )

<オータムクラシック第2日・男子SP>SPの演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が98・38点で首位発進した。胸元を締め、光沢感の増した新衣装で、昨季から持ち越したSP曲「秋によせて」を舞った。冒頭の4回転サルコーで転倒したが、後半の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)、4回転―3回転の連続トーループはクリーンに決めた。ジャンプ、スピンは全て最高のレベル4でそろえた。

 試合後、羽生は「世界選手権の失敗を引きずっていると思う。考えすぎた」とし「ちゃんと練習も積めているが、結果がこれなので、もっとやるべきことがあったのかなと今は思います。ノーミスできないと悔しい気持ちがある」と語り、14日のフリーに向けては「練習で作ってきた完成形を本番で出し切れるように意識しながら臨みたい」と意気込んだ。

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