村上舜 敗者復活戦勝ち進み日本人トップに「みんなの応援を力に」

[ 2019年9月14日 16:00 ]

サーフィンワールドゲームズ(WG)第8日 ( 2019年9月14日    宮崎・木崎浜海岸 )

<2019WORLD SURFING GAMES>敗者復活9回戦、荒れる波を攻める村上舜(撮影・岡田 丈靖)
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 男子敗者復活8回戦以降が行われ、日本代表「波乗りジャパン」で、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)予選リーグ(QS)年間ランク140位の村上舜(22)が、日本人トップで勝ち残り、あすに望みを繋げた。

 1グループ3、4人編成で行われ、上位2人が次戦に駒を進める。8回戦で開始3分でエクセレント(8点以上)を出し1位に躍り出ると、そのままの勢いで9回戦へ。次戦は同じく日本代表の大原洋人(22)と、CT1位のフィリペ・トレド(ブラジル)と対戦。日本選手の1、2位フィニッシュを狙ったが、序盤でトレドが9・13点の超高得点。「ワンツーはなくなったな」と感じた村上は、4本目に波の頂点に板を当てて切り返す「オフザリップ」を高さのある状態で3連続で決めて7・67点。2位に入り、日本人トップに立った。

 昨年のWGでも敗者復活戦から勝ち上がり決勝まで進んだ実績を持つ。今大会でアジア最上位に入ると、20年東京五輪出場に大きく近付く。あす15日の敗者復活10回戦では、日本人の母を持つリオ・ワイダ(インドネシア)が待ち構えており、アジア最強が決定する。「みんなの応援を力に変えて頑張りたい」と意気込んだ。

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