貴景勝 大関王手!連敗止めた「33勝」到達

[ 2019年3月23日 05:30 ]

大相撲春場所13日目 ( 2019年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所13日目>高安(右)を押し出す貴景勝(撮影・亀井 直樹)
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 関脇・貴景勝が大関昇進に王手をかけた。大関・高安を電車道で押し出して9勝目。3場所ぶりの連敗を喫して迎えたが、高安を寄せつけず圧倒。昇進目安とされる10勝以上に“マジック1”とした。横綱・白鵬が大関・豪栄道を寄り切り、1敗の平幕・逸ノ城との差を守り単独トップをキープ。早ければ千秋楽を待たずに42度目の優勝が決まる。

 追い詰められた状況で、貴景勝が本領を発揮した。高安の胸元を目掛けてぶちかますと、休まず猛攻を仕掛けた。合計3度の突きで、初優勝を狙う大関を3秒5で仕留め、3日ぶりの大歓声。「良かった。喜んでもらえて。お客さんの気持ち、自分の気持ちにも応えたいし」と安どした。

 昇進ノルマが最低10勝とはいえ、3連敗すればムードは下降線をたどる。再び上昇気流に乗せることができたのも、「自分でもそんなに強くないと分かっているし、甘くないとも分かっていた」という自分を素直に受け入れるメンタルと判断力を備えているから。それが、気持ちで戦う22歳の武器でもある。

 これには阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)も「本当に緊迫した場面で、ああいう相撲を取れるのは素晴らしい」と称賛。ただ、昇進目安となる三役で直近3場所の合計33勝に到達したが、「あと2日見てから」と慎重な姿勢を示した。息を吹き返した若武者は「気持ちを最大限に高めてそれで負けたら、どうやったって無理」ときっぱり。勝てば“当確”となる、14日目の逸ノ城戦も変わらぬ精神で立ち向かう。

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