【岡崎 真の目】紀平 SPと合わせて3A3本決めていれば…

[ 2019年3月23日 09:00 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2019年3月22日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア>フリーの演技を終え笑顔を見せる紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 紀平も坂本も表彰台の可能性は十分あっただけに残念な結果となった。転倒した紀平の2回目のトリプルアクセル(3A)は少し跳び焦ったように見えた。きちんと跳び上がれず、回転動作の方が先に始まってしまったような感じで、体の軸が傾いて高さも十分に出せなかった。今回はSPでも3Aを失敗し、「たられば」を言えばきりがないが、もしSPと合わせて3Aを3本決めていれば、優勝の可能性も大いにあっただけに本当に惜しかった。

 それでもその後の演技はしっかりとこなしたし、世界選手権初出場で、しかも舞台が日本という重圧を考えればよく頑張ったと言っていいだろう。今季からシニアに参戦して、十分に世界に名前を残すことはできた。彼女の最大の強みは3AをSPで使えるということ。4回転を跳ぶ選手が増えても現行のルールではフリーでしか使えないので、SPとフリーで3回使える3Aは紀平にとって来季も大きなアドバンテージになるはずだ。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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