羽生に聞く 日本開催で「背中押していただいた」4回転アクセル「もちろん跳びたい」

[ 2019年3月23日 23:46 ]

フィギュアスケート世界選手権最終日 ( 2019年3月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア・男子フリー>日の丸を手に笑顔の羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子2位の羽生結弦(24=ANA)の会見での一問一答。

 ―大会を終えての感想は?

 「日本開催ということで、見に来てくださった方々にたくさん背中を押していただきました。結果は2位で悔しい思いがありますが、その中で、ここにいる2人の選手と戦いあえたこと、その上でさらに強くなりたいと思わせていただいたことに感謝をしています。これからもリスペクトしてやまない2人のスケーターに近づいて、進化して追いつけるようになりたいと思いました」

 ―SP後に「王者らしく」と言っていた。そうなれたか?

 「自分にすごく集中して練習ができたと思います。演技の方でもそういうことを感じて滑ることができました。結果としてチャンピオンじゃないので、そういう風に言えないですが。(4回転)ループは成功できてよかったのですが、振り返ればもっといいジャンプができたと思います。一つ一つクオリティーを上げて、色々な面で進化をしていけたらと思っています」

 ―2022年北京五輪について

 「(時期尚早と言った)ネーサン(チェン)選手に全面同意と思っています。来シーズンに向けてのプランを立ててないですし、これからどうしていくかを、足首の状態を見ながら考えないといけないので、いろんなことを考えてこれから過ごしたい。オリンピックは2回勝つことができましたけど、オリンピックはすばらしいものと思っていますし、オリンピックこそが競技者として一番の目指すべきゴールと思っていますし、それを取ってこそチャンピオンと言えると思っているので、なんて言うかな、北京オリンピックで誰がチャンピオンになるか楽しみにしながらこれから過ごしていきたい」

 ―4回転ループへの恐怖心や、ケガをしていい意味でも悪い意味でも変わったことはあるか?

 「足首を痛めて練習し始めてから3回転半を始めるまで、痛み止めがない状態で始めました。薬がない状態で跳べなくてはいけないという使命感的なものもあって、ゆっくりだったんですけど、アクセルまでは痛み止めを飲まずにやりました。ただ、トリプルアクセルをはじめ、4回転ジャンプをやっていくにあたってランディングで痛いというのがどうしてもあって、時間もなかったですし、2カ月間は、オリンピックと同様のもの(痛み止め)を使っています。
 あのときより足首は強くなっていると思いますし、ループを跳べる状態でもあるので強くなっているとは思いますけど、オリンピックの前にケガをしたものが大きく、その前に積み重ねていたものが大きく、ロシア大会でケガをしたときは前の時より大きく痛めてしまうようになってしまっているので、いろいろと気をつけなければいけないと思っています。
 オリンピックのあと7月からループを始めることになったんですけど、できなくなってしまっていて、足の筋肉が落ちたり、ループジャンプが小さくなって、けがをしやすくなっていたという状況がありました。結果的にけがをしたことによって、もっと大きく、もっと力強く、思い切って跳ばなければいけないと思うようになったし、前よりうまくなったと思います」

 ―次は4回転アクセルと受け止めているが、展望は

 「もちろんアクセルを跳びたいですね。試合で跳ばなきゃ意味がないと常々思っていますし。アイスショーで4回転を跳べるようになったとしても、公式の記録に残らないと意味がないし、それに加えて順位が付かないと意味がないと思っているので。もちろんケガの状態を加味して練習をしますが、アクセル、ルッツ、フリップ、全種類を色々と考えながら。エッジ系ジャンプの氷の影響の受けやすさを感じているので、トウ系ジャンプ、アクセルを含めて、ルッツとフリップ含めてアクセルも練習していきたいと思います」

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