貴景勝 あす大関懸け栃ノ心戦 昇進には勝利が条件?阿武松審判部長「勝つに越したことない」

[ 2019年3月23日 19:49 ]

大相撲春場所14日目 ( 2019年3月23日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所14日目>逸ノ城に敗れ5敗目を喫しガックリの貴景勝 (撮影・奥 調)
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 大関獲りを狙う貴景勝は1敗で優勝に食らいついている逸ノ城と対戦。過去7勝2敗と相性のいい相手だったが、立ち合いでミスが出た。いつもは頭から当たって突き放していくが、もろ手突きで立つ。しかし、もろ手では力が相手に伝わらず逸ノ城の巨体はビクともしない。すぐに上から強烈なはたきを見舞われ土俵にバッタリ。手痛い5敗目を喫してしまった。

 役員室で見守った八角理事長(元横綱・北勝海)は「(貴景勝の)立ち合いの失敗。ぎりぎりまで頭で行こうと思っていたと思うけど、最後に迷った感じだね。逸ノ城が堂々としていたから、余計にそうなったんじゃないかな。相手がどっしり見えたんだろうね」と指摘した。

 貴景勝は既に大関昇進の目安となる直近3場所通算33勝のノルマはクリア。だが、審判部の中には最低でも今場所は2桁の白星がほしいという声もある。昇進を確実にするためにも、千秋楽の栃ノ心戦は何としても勝っておきたい。

 阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「あす(千秋楽)の昼間に(審判部の)みなさんから(昇進についての)意見を聞きます。いろんな意見が出ると思います」と話した。

 先場所は千秋楽の審判部の会議で、豪栄道戦で勝てば大関昇進の理事会の開催を要請するとしていたが、今回に関しては「(千秋楽に)勝つに越したことはありませんが、いろんな意見が出ると思います」と慎重なコメントだった。

 相手の栃ノ心はカド番でここまで7勝7敗。千秋楽で貴景勝に敗れると大関陥落となる。千秋楽は大関を狙う者と守ろうとする力士による大一番となる。八角理事長は「厳しい一番。もう気持ちしかないね。お互いに優勝経験者だからプレッシャーも経験している。厳しいでしょう。内容うんぬんより、気持ちが強い方が勝つということ。厳しいね」と厳しいという言葉を3度も使いながら、優勝争いとは別の、もう一つの注目の一番の熱戦を期待した。

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