チェンが羽生の後に世界最高得点V「幸い“くまのプーさん”が片側に寄っていた」

[ 2019年3月23日 23:10 ]

フィギュアスケート世界選手権最終日 ( 2019年3月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア男子フリー>会心の演技で羽生を上回ったネーサン・チェン(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーに出場したのネーサン・チェン(19=米国)はフリーと合計点の世界最高を叩き出し、2連覇を達成した。フリー216・02点、合計323・42点。連覇は、15、16年Vのハビエル・フェルナンデス(スペイン)以来。

 自己ベストを出したショートプログラム(SP)の勢いをそのままに、4本の4回転ジャンプを全て成功させた。それも、ことごとく高い出来映え点を引き出した。

 羽生が300・97点を出した直後でも心を乱されることなく、会心の演技をした。

 「羽生選手が演技をすれば電気が走るような素晴らしい演技をすることは分かっていた。幸い、きょうは“くまのプーさん”(投げ入れられるぬいぐるみ)が片側に寄っていたので、アップはしやすかったです」

 会見ではユーモアを交えて優勝の喜びを口にした。

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