美帆、銀メダルに悔しさ「僅差ですよね?コンマ2ですよね?」

[ 2018年2月13日 05:30 ]

平昌冬季五輪 スピードスケート女子1500メートル ( 2018年2月12日 )

泣きながらコーチの元に寄る高木美
Photo By スポニチ

 【美帆に聞く】 ――振り返って。

 「掲示板で2番というタイムを見たときは、メダルを獲れたといううれしさはあったんですけど、金メダルまで…。ブストのタイムを直前まで見ていなくて、誰が1番というのも見ていなかったので。えっと、僅差ですよね?コンマ2ですよね?たらればの話ですけど、涙を流している時に金メダルを逃したという実感が湧いてきて、悔しい思いがこみ上げてきたかなと思います」

 ――どういう感情か?

 「うれし涙というよりは悔し涙の方が強いんですけど、ここまで来ることができたという思いも少しはあってほしいなと思います」

 ――緊張は?

 「周りが見えなくなるとか、足が震えるとかの緊張はなかった。夜のレースでホテルで待つ間、3000メートルの時以上に集中しないといけないと自分にハッパをかけた」

 ――オランダ勢に食い込んだ。

 「オランダ人は五輪に合わせてくるのが凄くうまいと思った。食い込めたというより、金メダルを獲れなかった気持ちが強い。2種目も3種目も滑れるのは大きいので、パシュート(団体追い抜き)を頑張りたい」

続きを表示

2018年2月13日のニュース