奥原「悔しい」決勝ならず3決へ 身長23センチ差のインド選手に完敗

[ 2016年8月19日 05:30 ]

シングルス準決勝でポイントを取られ倒れ込む奥原

リオデジャネイロ五輪・バドミントン女子シングルス

(8月18日)
 バドミントンの女子シングルス準決勝が18日行われ、世界ランク6位の奥原希望(21=日本ユニシス)は、同10位のプサルラ(インド)と対戦し、0―2でストレート負けした。男女を通じてシングルスでは初のメダル獲得を懸けた19日の3位決定戦では、同3位で前回ロンドン五輪覇者の李雪?(中国)と対戦する。

 最後は足元へのスマッシュを浴び、コートにへたり込んだ。目指してきた金メダルの可能性がなくなり奥原は「悔しいです」と赤く腫らした目で消沈した。相手の身長は1メートル79。自分より23センチ上から打たれる強打に苦しめられた。第1セット序盤から相手に主導権を握られると、追い上げながらも逃げ切られた。第2セットは10―10から11連続得点を許し、屈した。疲労のため右太腿にはテーピングがぐるぐる巻き。「(プレーには)関係ないです」と、気丈だったが、シャトルを追い切れない場面も目立った。

 幼少期から目標を紙に書き部屋に掲げてきた。長野県大町市にある実家のリビングには、「インターハイ出場」「世界ジュニア優勝」などと書かれたA4サイズの紙が貼られている。正月に家族がそろうと、1年の目標を書き記すのが奥原家の習わし。父の圭永さん(57)が「目標を意識すれば成長できる。言うだけでは忘れますから」と目に入る場所に掲げさせてきた。

 今年は「五輪でメダル獲得」を目標に掲げた。本番が近づくにつれて注目が集まり、代表の責任やメダルへの周囲の期待を意識した発言が目立つようになった。そんな娘に圭永さんは「挑戦」とだけ書いた紙を送った。「背負いすぎるなよ。自分のために戦いなさい」。父のメッセージを心に刻み、大舞台に挑んでいた。

 金メダルの夢は果たせなかったが、表彰台に上るチャンスはまだ残されている。相手は前回覇者の李雪?。「メダルがあると、ないでは全然違う。切り替えて、前回の金メダリストを全力で倒しに行きたい」。ラストマッチを制して、必ずや年初の目標を達成する。

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