川井、初五輪で金メダル!前日3階級制覇に発奮「獲りたいと思った」

[ 2016年8月19日 06:30 ]

<女子レスリング・63キロ級 決勝>初出場の五輪で金メダルを獲得した川井は日の丸を背に笑顔

リオデジャネイロ五輪 レスリング女子63キロ級

(8月18日)
 レスリング女子63キロ級決勝が行われ、川井梨紗子(21=至学館大)がマリア・ママシュク(23=ベラルーシ)を破り、初出場の五輪で見事に金メダルを獲得した。

 川井は2回戦から危なげなく勝ち上がり、準決勝もテクニカルフォールと圧勝。「(前日に出場した)3人の金メダルを見せてもらい、なでてきた。獲りたいと思ったし、絶対に獲る。五輪で金メダルを獲るという気持ちにぶれはない」と意気込んだ運命の決勝では第1ピリオドで2ポイントを先取すると第2ピリオドも攻め続け、6―0とリードを広げて勝利をつかみ取った。

 元々は58キロ級で伊調に次ぐ2番手で、何度も壁にはね返されてきた。14年の全日本選手権で伊調に敗れた後、栄和人監督から63キロ級での五輪挑戦を持ちかけられた。一度は断ったが、15年の初練習で登坂に説得されて心が動いた。昨夏の世界選手権代表を選ぶ6月の全日本選抜選手権で決断。“伊調超え”の思いを封印して臨んだ五輪だった。

 母の初江さん(旧姓小滝)は1989年世界選手権53キロ級(当時)7位の実績を持ち、父の孝人さんも元全日本学生王者というレスリング一家の出身。妹・友香子もレスリング選手で、昨年の全日本選手権では姉妹で決勝を戦った。愛する家族の思いを背負って立った大舞台で大輪の花を咲かせた。

 ◆川井 梨紗子(かわい・りさこ=レスリング女子63キロ級)13、14年に世界ジュニア選手権2連覇。15年は五輪を目指して58キロ級から63キロ級に上げ、全日本選抜選手権で優勝、世界選手権2位となった。愛知・至学館高出、至学館大。1メートル60。21歳。石川県出身。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「貴乃花」特集記事

2016年8月19日のニュース