沙保里マットにうずくまり号泣「銀で終わってしまって申し訳ない」

[ 2016年8月19日 05:48 ]

女子53キロ級決勝 米国のヘレン・マルーリス(奥右)に敗れた吉田沙保里

リオデジャネイロ五輪 レスリング女子53キロ級決勝

(8月18日)
 マットにうずくまったまま、立ち上がれなかった。涙止まらず…。五輪3連覇の女王・吉田沙保里(33=フリー)がヘレン・マルーリス(24=米国)にまさかの敗戦で、銀メダルに終わった。

 「たくさんの方に応援していただいたのに、銀で終わってしまって申し訳ないです」タオルで何度も涙をぬぐいながら、声を絞り出す吉田。今大会は日本選手団の主将として臨んだ。

 夏季五輪の主将は、92年バルセロナ大会で柔道の古賀稔彦が金メダルを獲得して以降はメダルなし。04年アテネ大会の井上康生、08年北京大会の鈴木桂治ら有力選手が軒並み期待を裏切る結果に終わっており、今回こそ…と意気込んでいた。

 さらに、ここまで五輪と世界選手権を合わせて16大会連続制覇中だったが、3歳のころから指導を受け、2年前に亡くなった父・栄勝さん不在で臨む五輪は初めてでもあった。

 試合後、スタンドで応援していた母と兄も元に行き、「ここまで連れてきてくれてありがとう」と声を掛けられ抱きしめられた。

 それでも「主将として、金メダルを取らなくてはいけないと駄目だったのに、ごめんなさい。最後は勝てると思っていたんですが、取り返しのつかないことになってしまった」と何度も謝罪の言葉を繰り返していた。

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