真央、SP首位発進!3回転半回避も今季ベストで3季ぶり

[ 2011年11月26日 06:00 ]

女子ショートプログラムで1位の浅田真央は笑顔で演技を終える

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦ロシア杯第1日

(11月25日 モスクワ)
 女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(21=中京大)は今季ベストの64・29点で08年11月NHK杯以来3季ぶりに首位発進した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)挑戦を回避する堅実な策で2位のアリョーナ・レオノワ(ロシア)を0・38点上回り、今大会2位以上で決まるGPファイナル(12月、カナダ)進出へ前進した。今井遥(18=東京・日本橋女学館高)は6位。男子SPで羽生結弦(16=東北高)は82・78点で2位だった。

 もう迷いはなかった。浅田はリスクのあるトリプルアクセルを封印し、2回転半ジャンプをスピードに乗って確実に決めた。3回転―2回転の連続ジャンプも決め、ジャンプをノーミスでまとめ、ステップでも最高難度のレベル4を獲得。自身初のパンツスタイルで「シェヘラザード」の王女を優雅に演じきると、自然と笑みがこぼれた。

 「SPはミスが許されないので、緊張があったけれど、まずまずの滑り出しだった」。64・29点はトリプルアクセルにこだわり続けた昨季のベスト(四大陸選手権の63・41点)をも上回る。GPシリーズの首位発進は08年11月のNHK杯以来。2位以上なら進出が決まるGPファイナルをはっきり視界に捉えた。

 大人の判断だった。トリプルアクセル回避は「朝には決めていた。先生に相談せずに決めた」という。2週間前のNHK杯ではSPで失敗して3位。フリーでは佐藤信夫コーチの指示通りに回避してトップの得点をマークした。その時は演技直前まで迷ったが、今回は自らの意思で早々と挑戦を見送った。「完璧になるまで我慢のしどころだと自分でも分かっている」。改良途中の大技を繰り出す舞台は、ここではないことを頭の中で整理できていた。

 フリーでも大技を回避する安全策で臨むことが濃厚。「自分ができることをすれば大丈夫だと思う」。3年ぶりのGP勝利、そして日本選手最多のGP8勝目へ。手応えは十分だ。

 ▼今井遥 今できることはしっかりできた。連続3回転ジャンプを入れていないので、点数はこのくらいかと思う。フリーは落ち着いていい演技をしたい。

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