NFL史上初の兄弟監督対決…レイベンズが“兄の貫録”

[ 2011年11月26日 06:00 ]

 感謝祭となった24日に第12週の3試合が行われ、メリーランド州ボルティモアではNFL史上初となる兄弟監督同士の対決が実現。就任4季目のジョン・ハーボー監督(49)率いる地元のレイベンズが8連勝中の49ersを16―6で下し、今季から指揮を執っている弟のジム・ハーボー監督(47)に“兄の貫禄”を見せつけた。パッカーズはライオンズを退けて開幕11連勝。カウボーイズは終了直前のFGでドルフィンズを振り切り4連勝を飾った。

 レイベンズは主力LBのR・ルイスを故障で欠きながら守備陣がチーム記録に並ぶ9回のQBサックをマーク。49ersのQB、A・スミスに圧力をかけ続けるというジョン・ハーボー監督の作戦がズバリと当たった。もっとも兄は敗れた弟を思いやり「ここまでチームを押し上げたことを誇りに思う」と就任1年目ながら8連勝をマークしたジム・ハーボー監督の実績を高く評価。コーチ一筋の兄ジョンと違ってベアーズやコルツでQB経験がある弟のジムは「彼は自分を磨いてくれる存在だ」と“兄弟愛”をアピールしていた。

 ≪次はスーパーボウル?≫レイベンズはホームでは今季6戦6勝。両者はカンファレンスが違うため、今季2度目の兄弟対決があるとすればスーパーボウルになる。

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2011年11月26日のニュース