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こだわり旬の旅

【埼玉】1300年の伝統持つ小川和紙 紙すき体験で気分は職人?

[ 2019年6月6日 14:57 ]

道の駅「おがわまち」の和紙工房では紙すきを体験
Photo By スポニチ

 酒、みそ、しょう油と並び埼玉県の伝統技術を伝えるのが小川町の「和紙」だ。約1300年前、高麗人によって伝えられたといわれ、江戸時代後期に紙すき屋が750軒を越す大産地となり、14年(平26)には代表する「細川紙」がユネスコ無形文化遺産に登録された。

 東武東上線・JR八高線小川町駅から徒歩40分の道の駅「おがわまち」(埼玉伝統工芸会館)の和紙工房では、この貴重な小川和紙の紙すきが体験ができるというので、「1枚紙(45×33センチ)流漉(ながしすき)」(700円)に挑戦した。まずは楮(こうぞ)の繊維を拡散させた水槽に漉桁(すげた)を入れ、漉簀(すきず)の上に均等に繊維が行き渡るように数度揺らす。均等になったら繊維を漉桁から外し、花葉を2枚付ければ終了。1週間後に自宅などに郵送してくれるが、何やら紙すき職人になったようで、気分が良かった。(電)0493(72)1220。

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