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あの手この手で攻略 大物マゴチに夢心地 

[ 2019年5月10日 06:28 ]

釣行はいつも一緒の上原千恵美さんと学さんはスミイカとマゴチのダブルヒット
Photo By スポニチ

 【バリバスカップ2019スポニチ「東京湾マゴチ釣り大会」】バリバスカップ2019スポニチ「東京湾マゴチ釣り大会」が6日、深川・吉野屋、浦安・吉久、南六郷・ミナミから出船した7隻で開催され118人が参加した。選手たちの奮闘ぶりを特集します。(笠原 然朗、久世 明子)

◎生きたエビ餌で36センチ

 生きたエビが餌。当然ながら本命以外にゲストの多いのもこの釣りの特徴だ。18人中4人が女性だったミナミ丸1号船(安達任伯船長)。右舷胴の間で大田区の上原千恵美さん(47=パート)が、早々に上げたのは40センチ級のヒラメ。2匹目のマゴチ(36センチ)に続き今度はスミイカ。隣のご主人、学さん(54=自営業)とのダブルヒットも披露。「コツ?主人の言われるままに…」と釣りの師匠を立てる千恵美さん。マゴチは56センチが自己最大。一緒に釣行を重ねて10年目。この先も、どうぞたくさん良い思い出を。

◎集中力生かして47センチ

 川口市の金沢拓夢君(12=中1)はマゴチ釣り初挑戦。大会には父親の一美さん(50=自営業)と参加。手持ち竿で、マメにタナを取り直し当たりを待つ。「集中力には自信がある!」の言葉通り最大47センチを含む3匹を釣り上げジュニア賞を受賞した。

◎自社製品使い57・5センチ

 ルアーで57・5センチを釣り上げ、総合2位に輝いたのが相模原市の新谷和之さん(50=会社員)。35グラムの「マゴラバ」(ラバージグ)+「シックスハンズ」(ワーム)を使ったが、実はこれ新谷さんが勤務するクルー社の製品。周囲に実力をしっかりアピールでき、してやったりの表情。ルアーで釣る魅力を「片天よりもダイレクトに当たりが出るので面白い」。

◎珍仕掛け効果?!51センチ

 レディース賞に輝いたのは、2回目の挑戦で初マゴチをゲットした北区の大沢瑞希さん(26=会社員)。でも釣れた仕掛けをよく見ると、三日月型オモリの上からハリスが伸びる珍仕掛け!?「寝ぼけて付けたからかな」と苦笑い。同行した府中市の新谷和之さん(32=同)は51・0センチのマゴチを「厳しい中でよく釣れた」と褒めていた。

◎アングラーズアイドル不発

 ▼第10代アングラーズアイドル松尾智佳子さん 現在、福岡に住んでいます。東京湾で釣りをするのはシーバス、マコガレイに続いて3回目。マゴチは初めてです。どちらかというとルアー釣り派で、餌釣りの経験はあまりありません。
 これまで餌釣りは運で魚が掛かると思っていました。ところがマゴチを釣ってその考えが変わりました。タナ取りと餌の操作などゲーム性に富んでいて奥が深い。とても面白かったです。
 結果から言うと、マゴチはオデコ。納竿30分前に当たりがあって「ここだ!」と思って合わせたらスッポ抜け。なんとも悩ましい魚ですね。釣果は小さなマルイカとでっかいカスベ。癒やされました。

 ▽主催 スポーツニッポン新聞社、東日本釣宿連合会

 ▽特別協賛 モーリス

 ▽協賛 大塚食品、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、ルミカ

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