「ちびまる子ちゃん」は“秀樹”と共に TARAKOさん63歳で死去、さくらももこさんと天国で…

[ 2024年3月9日 09:17 ]

声優のTARAKOさん(2000年撮影)
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 フジテレビで放送中の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)で主人公、まる子を演じている声優のTARAKOさん(本名非公開)が急死したことが8日、分かった。63歳。群馬県出身。死因は明らかになっていない。遺族は悲報をフジテレビと所属事務所に伝えており、葬儀は家族葬で営む。鳥山明さんと時を同じくして、日本アニメ界は大切な存在を失ってしまった。

 遺族から報告を受けたフジテレビ関係者は「TARAKOさんは今年に入って体調を崩した」と話した。「最近までアフレコに参加されていた。とにかく突然のことで、何があったのか…」と言葉を失った。今月22日に公開になるアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演しており、2月末にキャストが発表になった際には「ここまできたら根性決めます!私命をかけて演じますね」とコメントしていた。

 劇中、まる子は山口百恵、まる子の姉は西城秀樹の熱狂的ファンという設定。漫画家・さくらももこさん(享年53)が西城さんの大ファンであったことから、作品に西城さんが度々登場していた。

 2018年5月16日、歌手の西城秀樹さんが63歳で死去。同年、さくらさんが乳がんのため死去したと訃報が続いた。このとき、ネットではファンは「西城秀樹さんに続いて、さくらさんまで…」「秀樹さんを追うように亡くなられてしまった」と嘆き悲しむ声が広がっていた。また、“秀樹ファン”のまる子のお姉ちゃんの声を務めた声優の水谷優子さん(享年51)の命日は、大好きな“秀樹”と一日違いの5月17日と、“さくら家”は西城さんとともに歩んできたといっても過言ではない。

 TARAKOさんの訃報にネットでは「63歳?秀樹と一緒じゃん」「そういえば西城秀樹さんも63歳だった…」と年齢にも注目。

 「さくらももこさんが秀樹と同じ年に後を追うように亡くなって…なんてこった!」「なんか秀樹愛感じる…」「秀樹が旅立って直ぐ、秀樹の大ファンだったさくらももこ先生が逝ってしまわれ、もうすぐ七回忌を迎えようとしていた矢先」「まる子ちゃんはもう天国、お姉ちゃんやさくら先生や秀樹に会えたかな?」などの声が上がっていて、まる子が大好きな人たちと再会できることを願っている。

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