TARAKOさん死去「まる子」最後の出演は24日、後任の声優、後任の放送開始時期 フジ「検討中」

[ 2024年3月9日 12:36 ]

フジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」(FOD公式サイトから)
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 フジテレビは9日、同局で放送中の国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)で主人公・まる子を演じている声優のTARAKOさん(本名非公開)が今月4日に死去したことを発表した。63歳。群馬県出身。死因は明らかにしていない。

 「TARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』にご出演されている最後のエピソード“『まる子、水の味がわかる?』の巻”は、3月24日の1時間放送のなかでお届けする予定です」とし、「このエピソード以外は、3月10日以降当面の間、過去に放送した作品を改めてお送りいたします。なお、後任の声優、後任による放送開始時期については現在対応を検討しているところです」とした。

 1990年に放送を開始したアニメ「ちびまる子ちゃん」。TARAKOさんは、放送開始当初から主人公・まる子の声を務めていた。起用のきっかけは、原作者・さくらももこさんに声がそっくりだったというエピソードで知られている。

  「TARAKO」という個性的な芸名。学生時代に「サザエさん」のタラちゃんのような話し方だったことから、友人が呼んだことに由来すると言われる。デビューは1981年、アニメ「うる星やつら」の幼稚園児役。声優のイメージが強いが、活動の軸足は演劇畑で、演劇集団「WAKUプロデュース」を主宰。シンガー・ソングライターの肩書もあった。

 声優デビューから9年目からまる子役を担当し、まる子に命を吹き込み続けてきた。

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