松本零士さん「お別れの会」 零時社代表の長女「キャラクターたちや物語を大切に育てていく」

[ 2023年6月4日 05:30 ]

参列者に謝辞を送った牧美也子さん(左)と松本摩紀子さん(C)松本零士/零時社
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 2月13日に死去した漫画家の松本零士さん(享年85)のお別れの会が3日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、関係者やファン合わせて約3000人が参加した。祭壇は代表作「銀河鉄道999」をイメージ。下積み時代からの盟友で漫画家ちばてつや氏(84)とともに、鉄郎役の野沢雅子(86)とメーテル役の池田昌子(84)が弔辞。野沢と池田は鉄郎とメーテルになりきった会話で松本さんを送った。

 喪主は、漫画家で妻の牧美也子さん(87)が務めた。「長年、松本は本当に自分の好きな仕事を続けまして、皆さんの心の中に何かを残してきましたことを、同じ漫画家としての私も非常に共感、うれしく思っております」と謝辞。長女で零時社代表の松本摩紀子さんは「松本が残したキャラクターたちや物語を大切に預かり、見守り、育てていくことが責務」と話した。


 ○…松本さんのファンの「X JAPAN」YOSHIKI(年齢非公表)から弔電が届いた。「私たちにとって、多くの人々に夢と希望を届けた偉大なるアーティストであり、私自身にとっても特別な存在でした」と追悼。松本さんがプロモーションビデオを手掛けた仏の音楽ユニット「ダフト・パンク」は「私たちが子供の頃、伝説でありアイコンだった」としのんだ。多くのファンも献花に訪れた。メーテルのコスプレ姿で参列した40代女性は「素晴らしい作品をたくさんありがとうございましたと声をかけました」と話した。

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