ガーシー容疑者 空港ゲートは厳重警戒だった 警察関係者「一般客に紛れて逃げる恐れゼロじゃなかった」

[ 2023年6月4日 20:10 ]

 芸能人らに対する暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで逮捕状が出ていた元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)が4日、帰国。滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から航空機で成田空港に到着し、警視庁に逮捕された。

 「BALMAIN PARIS」の文字とピカチュウの後ろ姿のイラストが入った青いTシャツに白の半パン、茶色のサンダル姿で捜査員に囲まれ、笑いながら空港内を歩く姿が各局の夕方のニュース番組で中継されるなど、ガーシー容疑者に抵抗する様子はうかがえなかったが、到着した空港ゲートは厳重警戒だった。

 警察は容疑者の到着前、報道陣に「他国の飛行機なので治外法権。機内では手錠をかけられない。降りてきたところで身柄を押さえる。一般客に紛れて逃げる恐れゼロじゃない」と説明。飛行機が到着したゲートは厳戒態勢となり、20人ほどの捜査員が待ち構えた。

 緊迫した空気の中、ガーシー容疑者は抵抗せずに報道陣の方向を見て小さく一礼。スムーズな身柄拘束となったが、警察関係者は「機内に捜査員が同乗しておらず、飛行機のゲートが開いた後で姿を確認し、拘束する段取りだったため、空港で説明があった通り、一般人に紛れて逃げられる恐れもゼロじゃなかった。そのための厳重なシフトだった」と振り返った。

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