新垣結衣 「教場0」で木村拓哉と初共演 最初の本読みで「ファイティングポーズを取っていた」ワケ

[ 2023年6月4日 18:00 ]

新垣結衣
Photo By スポニチ

 女優の新垣結衣(34)が4日放送のTOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)に出演。パーソナリティーの俳優で歌手の木村拓哉(50)に共演者として初めて会った際の思いを明かした。

 2人は木村が主演し風間公親役を務めるフジテレビ月9ドラマ「風間公親―教場0―」(月曜後9・00)で共演した。新垣は、風間と新たにバディを組む新人刑事の隼田聖子役として出演したが、「撮影現場はなんか本当に楽しかったなっていう印象が凄く強くて。撮影に入る前は物凄い緊張してたんですけど」と振り返った。

 木村はクランクインの前に、中江功監督の発案で出演者らで軽く台本の読み合わせを行ったとし、「その時初めて(共演者として)ごあいさつさせていただいて。でも今だから笑い話になりますけど、その時に凄い感じました。うわー、結衣ちゃんめっちゃ構えてるというか、なんかこう今から自分が向き合うべく、その作品に対しての、あたしはどうやっていけばいいだろうかって言う、なんかこう、俳優新垣結衣としての、作品に対する最初の構え、あれば凄い感じた」と回顧。新垣は「全然何にもない顔して入ったつもりだったんですけど出てました?」と苦笑した。

 「いやでもオファーを頂いて、出演させていただくことになってから、“私、教場出るんだな、木村さんと共演するんだな”って考えなかった日は多分ないですね。ふわっと1日の中で1回は思い出すんです」。それはいいことかと聞かれると、「『教場』スペシャルを以前から拝見していて。面白いんですけど、やっぱテンションっていうか、あの緊張感あふれるドラマ、うわー楽しかったじゃないじゃないですか。充実感というか」とコメント。木村は「くっそ重い話ですよね」と話したが、新垣は「凄い重いんだけど、面白いんですよ。ただ疲れただけじゃなくてなんとも言えない、今まで見たことのない世界を見た、みたいな」と表現した。

 「やっぱ凄く楽しみ、うれしいって気持ちと、でもスペシャル見ながら、風間公親と向き合ってる生徒の皆さんのプレッシャーはもう相当なものだろうなっていうのが画面からガンガンに伝わっていたので、これを自分が今回バディとして、風間さんと向き合うのかって思うと、自分がどうなってしまうんだろうというプレッシャーというか怖さみたいなのはあって。もういろんな気持ちが入り混じった、出演するんだなあです」とも語った。

 そうして再び、台本の読み合わせで共演者として初対面した際の話となると、新垣は「なんかそのスペシャルの撮影の時に、生徒たちが訓練をしているリハーサルの時に木村さんもいらっしゃる予定はなかったけれども、風間公親の扮装をして、その練習している場に現れたって言う話を聞きまして。そこでなんて言うんでしょう、リアルな緊張感を出すってことなのかなって思ってたんですけど、だから初めて私たちがお会いして本読みをする時、もしかしたら風間公親のマインドでもしかしたら来られるかもしれないって、想像していたんですね」と告白。「だからかもしれないです、私がちょっとファイティングポーズを取っていたのは」と続けた。

 木村は「なるほど。下手したらきょう本読みっていう形にはなっているけど、行ったら半分風間になってるやついるんじゃねえか、みたいな」と納得すると、新垣は「いるかもしれないと思ってたんですけど、“おはようございます”って部屋に入って行ったら全然そんなことなくて。本当に笑顔で柔らかい雰囲気の木村さんが、“あっ、おはようございまーす”って言ってくださった瞬間に、ほっとしました」と笑ってみせた。

 「で、その後台本の中で気になっていることとか、もうちょっと理解を深めたい部分に関して相談してる中で、監督と主に話してて、それも木村さんがずっと横でついててくださってて、それについて一緒に考えてくださって」「会って初日にしてセッションが出来てるっていうのがうれしくて。うわあ凄くありがたいなって思いました。安心しました。ほぐれました」としみじみと話した。木村は「本当ですか、いやあ良かった」と安堵(あんど)していた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月4日のニュース