笑福亭鶴瓶　上岡龍太郎さんとの思い出たどる「面白い人で、優しい人でしたね」

落語家の笑福亭鶴瓶
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　落語家の笑福亭鶴瓶（71）が4日放送のMBSラジオ「ヤングタウン 日曜日」（日曜後10・00）に出演。、5月19日に肺がん、間質性肺炎のため亡くなった元タレント上岡龍太郎さん（享年81）との思い出を語った。

　フリートークを繰り広げた日本テレビ系「鶴瓶上岡パペポTV」などで共演。鶴瓶は上岡さんの引退後に「電話かかって来て“鶴瓶ちゃん、アンタようCM出てるけど、アンタが嫌いな人はたまらんで”って」と、突然の電話連絡をもらったエピソードを披露した。

　スタジオで爆笑が起こる中「“ああ、そうですか”しか言われへん。番組やったら返せるけど、普段の電話いただいているのに“そんなアホなこと、言いなはんな”とか、返されへん」と穏やかな口調で振り返り「もっといろいろ言えないヤツいっぱいありますけどね。面白い人で、優しい人でしたね、ホントに」としみじみと話した。

　普段はお悔やみのコメントを発することは極力、控えてきた。「もっと悲しんでいる人はたくさんいてはるから、悲しみの度合いなんか分からへんから、全部、コメントしないと言ってるんだけど…」としつつも、上岡さんの長男で映画監督の小林聖太郎さんからメールをもらったことを明かし「僕だけの心の中にとどめておきますわ。それは素敵なメールでしたね」と振り返った。