笑福亭鶴瓶 説明なく辞職の岸田首相長男に苦言「自分が前へ出てしゃべらないと」 激励の言葉も

[ 2023年6月4日 16:45 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家の笑福亭鶴瓶(71)が、4日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に出演し、首相公邸内での不適切行動を受けて政務担当の首相秘書官を辞職した岸田文雄首相の長男・翔太郎氏(32)に言及した。

 週刊文春によると、翔太郎氏は昨年末に首相公邸内で親族と忘年会を開いた際、公邸内の赤じゅうたんが敷かれた階段で親族ら約10人と新閣僚が並ぶ様子を模して記念撮影したという。

 鶴瓶は先月28日の放送で、「自民党もそうですし、野党ももっと怒らないと、あれ。どんなしつけしてる?税金で食うとんのやで?こいつ。辞めるべきですよ。そんなの」などと、痛烈に批判していた。翔太郎氏の辞職は翌29日に発表され、1日付で辞職した。

 鶴瓶は「息子のことをどうこう批判するっていうのも当然やけども、自分が住んでいるんやからね」と、あらためて問題に言及。一方で「親戚か何か知らんけど、誰がタレ込んだんや、いう話。それを一番はっきりしないとね。そんな仲間の、ホントに親戚の、ちゃんとみんなが仲間や思うている人に裏切られてるわけでしょう?誰かに。そこをもういっぺん、正さないと、あの子、あきませんよ」と、情報の流出経路を精査する必要性を口にした。

 SNSでの暴露によって、さまざまな事実が明らかになる時代。鶴瓶は「そんな動きを知らないからね。どこまでどうなるのかという怖さも知らんから、しないけど」と自身のSNSとの向き合い方を話しつつ、「それを知ってる(世代)なら、それするなっいうて話やんか」と指摘。「彼自身が誰にされたのかということは、分かるべきだと思うね」と、あらためて自身の思いを話した。

 鶴瓶は「そこだけ取り上げて、そこばっかり言うたらかわいそうやけど、ここから自分がプラスにしていかないと」と、問題をバネに再出発する翔太郎氏へのエールとも取れる発言も口にした。しかし、辞職について本人から直接の謝罪などはないままの幕引きとなったことを、鶴瓶は疑問視。「まずは自分が前へ出てしゃべらないと。なぜこんなことになったのかということを。税金もろて生活しとったんだから」と苦言を呈し、説明責任を果たすべきとした。

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