森口博子 「給食費も払えない」貧しかった幼少期「ピンク・レディーと山本リンダは禁止」のワケ

[ 2023年6月4日 15:12 ]

森口博子
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 歌手の森口博子(54)が4日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演。幼少期の暮らしぶりについて語った。

 福岡出身の森口は「私が40代の時、福岡のロケ、母校の大楠小学校へ行った時に、4階から、生まれた時から中学1年生ぐらいまで住んでたぼろっぼろの『みどり荘』のアパートが見えたんですよ」と告白。「めちゃくちゃうれしくなって、ちょっとうるってきちゃった」という森口は後日再び見に行ったところ、「ボロボロのアパートがもうなくなって。新しいマンションに建て替わってたんですよ」と回顧した。

 だが新しいマンションの名前は「エバーグリーン」だったとし、「悲しい気持ちとありがとうの気持ちでなんとも言えない気持ちでまた泣いちゃいました」と語った。

 みどり荘にいた当時は、「そこで小学校2年で母が離婚して。女手ひとつで4人姉妹を育ててくれた。あのみどり荘、いろんなことがよぎっちゃうわけですよね」と森口。パーソナリティーの同局・安住紳一郎アナウンサーが「押し入れで歌を歌ってたんでしたっけ」と尋ねると、森口は「押し入れじゃなくて、歩くと床が腐ってタンスが傾くおうちなんですよ。危険なうち。だからママが“ピンク・レディーと山本リンダは禁止”って。振りがあって危ないから。“振りがないアグネス・チャンは良か”って。そういうみどり荘だったんです。じーっとして」と笑わせた。

 「で、給食費も払えないような。もうお風呂もないので」と振り返ると、安住アナは「だからお母さん頑張りましたよね」と感心。森口は「頑張りましたよね。ありがたいです。本当に母があってこその森口博子ですね」としみじみと話した。

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