「どうする家康」千代、結婚していた→瀬名“同盟”提案　4年後の悲劇へネット心配「内通を疑われて…」

大河ドラマ「どうする家康」第21話。瀬名（有村架純・左）と千代（古川琴音）（C）NHK
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　嵐の松本潤（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）は4日、第21話が放送された。話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

　第21話は「長篠を救え！」。瀬名（有村架純）は自ら武田の間者・千代（古川琴音）を築山に招いた。

　瀬名「お千代さん、旦那様は？」

　千代「とうに亡くしました」

　瀬名「戦で」

　千代「ええ」

　瀬名「お子は？（千代は首を横に振る）それで忍び働きを。あなたも苦労しましね」「でも、もし戦がなかったら、また違った暮らしをしていたことでしょう？旦那様を支えて、お子たちを育てて。あなたから幸せを奪ったのは、本当はどなたなのかしら。わたくしとあなたが手を結べば、何かができるんじゃないかしら。徳川のためでも、武田のためでもなく、もっと大きなことが」

　千代「毒を飲まされるところでございました」「そのきれいな眼に引き込まれて、要らぬことをしゃべってしまう毒でございます。怖いお方でございますね。今日はこの辺で」

　緊迫の対峙は冒頭約4分。第1Rはドローの様相か。瀬名が“同盟”を提案した。

　第19話（5月21日）のお万の方（松井玲奈）の言葉「私はずっと思っておりました。男どもに、戦のない世などつくれるはずがないと。政も女子がやればよいのです。そうすれば、男どもにはできぬことが、きっとできるはず。お方様のようなお方なら、きっと」、第20話（5月28日）の大岡弥四郎（毎熊克哉）の言葉「信長にくっついている限り、戦いは永遠に終わらん、無限地獄じゃ」が瀬名の背中を押したのか。

　SNS上には「初っぱなから瀬名ちゃんvs千代ちゃん。これは怖い」「（千代の夫は望月城主の）望月盛時かな」「これは疑われても仕方ない案件」「武田の者と手を結ぶと自分から言っちゃった。録音されてますよ」「この頃から内通を疑われて…ってことなのかね」などと心配の声も。反響を呼んだ。

　この後、史実としては「長篠・設楽ヶ原の戦い」（天正3年、1575年）、そして悲劇「築山殿事件」（天正7年、1579年）などが待つ。