「どうする家康」初大河・岡崎体育の名演にネット号泣&絶賛「まさか」異色の強右衛門ソング 歌声も話題

[ 2023年6月4日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第21話。亀姫(當真あみ)の言葉に感激の鳥居強右衛門(岡崎体育)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は4日、第21話が放送され、奥平家の家臣・鳥居強右衛門(とりい・すねえもん)が長篠城を救うため、壮絶な最期を迎えた。名もなきヒーローの忠義と戦国版「走れメロス」に、号泣の視聴者が続出。強右衛門役を熱演したシンガー・ソングライターの岡崎体育(33)は大河初出演&時代劇初挑戦。一夜限りの登場だったが、鮮烈な印象を焼きつけた。劇中、大河異色となる“強右衛門のテーマ曲”も披露し、SNS上で反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第21話は「長篠を救え!」。武田に包囲された奥三河の長篠城。城主・奥平信昌(白洲迅)は落城寸前のピンチを伝えるため、家臣・鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ。強右衛門の手紙を受け取った徳川家康(松本潤)が織田に援護を求めると、織田信長(岡田准一)は2万を超える軍勢を率いて岡崎に現れる。天下一統に突き進む信長は、参戦の交換条件として家康に無理難題を押しつける…という展開。

 夜、酒宴。信長は「清須同盟」を破棄、家康も織田の家臣になれ、と要求。家康は反発したものの、強右衛門、亀姫(當真あみ)と瀬名(有村架純)の“決死の直訴・仲裁”により、決裂は回避した。

 織田・徳川の援軍が来ると伝えるため、強右衛門は「走れ 走れ 強右衛門」などと自身の歌を口ずさみながら、長篠へ激走。無事に帰還したと思いきや、道中、武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)に捕まった。

 夜が明け、仕官と金を条件に脅された強右衛門は長篠城に到着。「徳川様は助けに来ん!わしらぁ見捨てられた!」と泣きながら嘘をつく。しかし、岡崎城を発つ前、「ようございましたな」と励ましてくれた亀姫を思い出し、翻意。「皆の衆、まあちいとの辛抱じゃ!持ちこたえるんじゃ!」――。見張っていた勝頼は、強右衛門を磔(はりつけ)に。「殿、徳川の姫君はなぁ、麗しい姫君様じゃ!」――。信昌らが泣き叫ぶ中、武田兵の槍が強右衛門の体を貫いた。

 鳥居強右衛門が磔にされた姿を描いたとされる旗指物「落合左平次道次背旗(おちあいさへいじみちつぐせばた)」や絵図「鳥居勝商磔殺之図(とりいかつあきたくさつのず)」が有名。今作は逸話に沿い、凄まじい散り際が描かれた。

 SNS上には「まさかの号泣回」「岡崎体育、ようやった(鼻水)」「まさか岡崎体育に号泣させられるとは」「夢中になってつぶやけなかった。岡崎体育に泣かされた。強右衛門あっぱれじゃ」「岡崎体育さんに大拍手」「今日のMVPは鳥居強右衛門と亀姫ちゃんだな」「岡崎体育さん、名演技あっぱれ」「爆泣きしてしまった。表情とか仕草とか、何より声の使い方で、1人の人物の生き様が画面に刻まれていた」「強右衛門のキャラソンw」「強右衛門、まさかのテーマソング持ち」などの声が続出。視聴者の涙を誘う岡崎の名演に絶賛が集まり、歌声も話題となった。

 “強右衛門のテーマ曲”は第21話の演出を担当した川上剛監督が歌詞を考え、メロディーは岡崎や芸能指導・友吉鶴心氏のアドバイスも受けながら制作したという。

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