河野太郎デジタル相 “マイナトラブル”に「厚労省の省令改正で他人の情報を登録することはなくなる」

[ 2023年6月4日 09:15 ]

 河野太郎デジタル相が4日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一するマイナンバー法など改正関連法が2日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立したことに言及した。

 保険証廃止はカード取得の事実上義務化との指摘が根強く、他人情報とのひも付けなどトラブルが続いているが、政府は来年秋の実施を目指す。ほかにも情報流出につながるミスが相次ぐ中、マイナンバーを利用できる行政事務も広げる。

 コンビニで別の人の証明書が出されたほか、マイナ保険証でも、別人の治療などの情報が記録されるミスが7000件以上もあった。またマイナカード取得者がカード普及策のポイントを受け取れないトラブルが複数報告されている。

 河野氏は、マイナカードを巡るトラブルが相次いで発覚していることについて「公金受け取り口座とマイナポイントの誤登録、大変申し訳なく思いますが、システム的に誤った登録というのは防げるようにいたします。マイナポイントについてはもうシステムの改修が終わりました。公金受け取り口座については、6月中にそうしたシステムの改修が整うことになるだろうと思います。またマイナンバーの保険証の登録ミスも6月1日から登録する際にはマイナンバーをきちんと確認するということを厚労省の省令改正をしていただきましたので、それでやっていただければ他人の情報を登録するということは起こらなくなります」と説明し、「コンビニ交付については、123の団体で今システムを一時止めて点検をしてますが、すでに3分の2の自治体は点検が終わりましたので、6月の半ばには対象となる自治体が終わります。その後はこうしたことがないように、そこはわれわれデジタル庁もしっかりしていきたい」と話した。

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