加藤茶 ドリフで大人気も実感なし「スターになったとかなかった」 「ちょっとだけよ~」誕生秘話

[ 2022年8月14日 14:40 ]

加藤茶
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 「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(79)が13日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。TBS「8時だョ!全員集合」で大人気になった日々を振り返った。

 国民的コント番組、TBS「8時だョ!全員集合」で人気を博す中、1974年に荒井宙さんが脱退。その後、ボーヤ(付き人)をしていた志村けんさんが新メンバーとして加入し、ドリフの人気をさらに押し上げた。

 当時の志村さんについて、茶は「入った時には凄い喜んだけど、荒井宙の代わりって見られるから何やってもウケないわけよ、最初。あいつも1年半、2年ぐらいは悩んだのかな」と回顧。番組後に、茶は志村さんと酒を飲みながら「お前、自分がやりたいことをはっきり長さん(いかりや長介さん)に言わないと長さんはOKしないぞ。だから、やりたいことを自分から言え!」とアドバイスしたといい「俺たちが言ってやっても、志村から言わないと、長さんはOKしないから。話し合って(いかりやさんに意見を)言うようになって、それからだよね、バーッて出たの」と懐かしんだ。

 そんな志村さんの最初のヒット作が「東村山音頭」だった。茶も「ちょっとだけよ~」などさまざまなギャグを生み出しているが、「あれは全部、俺のアドリブで出したやつなんだよね。本番でやっちまえ!ってやったやつがウケたの」と笑った。

 ドリフでの活動について「『全員集合』のために、忙しかったり、眠かったりしたんだけど、やっぱり一番充実してたかな」としみじみ。「本当に青春だよね。16年やったんだけど、あっという間に過ぎた。自分たちは売れたとか、スターになったとかいうのはなかった。ただ、お客さんにウケているのがうれしかった」と話した。

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2022年8月14日のニュース