マツコ 人気女優が作成する具体的すぎる事業計画書に感嘆「私に一番欠けてたことかも」

[ 2022年8月14日 17:47 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が13日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演。女優でタレントのMEGUMI(40)が披露した事業計画書に感嘆の声を上げた。

 MEGUMIはリモートでゲスト出演。MEGUMIは芸能活動の傍ら、5年前から金沢でパンケーキカフェを経営している。経営者としての視点は芸能生活にも取り入れられているようで「こうなりたいなとか、そうなるにはこうしようと決めないと待っててもダメだなっていうのを経営始めた時に気づきまして、事業計画を正月三が日とかに“今年の事業計画書はこちらになります!”って書いて、(マネジャーに)渡してやっていく」と年始に用意するその年の事業計画書の存在を明かした。

 「経営者の人たちと話していると、動いているブランドに目が行くってことなんですよね。動いている人に目が行くから、(芸能人の)私たちって超スーパー受け身の仕事」とMEGUMI。「経営者の人と話しているほうがポジティブなんですよ。目標を設定して“それに向かって行くぜ!”って思うから、話が合うのはそっちなんですよね。芸能界村って場所がちょっとウェットな場所だし、努力して報われないのがすごく分かる。その時代も私も長くあったのでそれもわかるけど、でも人生ポジティブに楽しく生きたい、ってなった時に、いろいろな経営者のおじさんたちが“みんなこんな目標掲げて、こんなワクワク生きているんだ!”って出会ったんですよね、経営して。この概念を芸能界にぶち込んでいけば、自分もしがみつくマインドからちょっと変われるかもしれないっていうので、事業計画書を持ち込んで。だんだん自分がハッピーになれる、自分が楽しく芸能界にいられる形を作ったんです。この10年ぐらいかけて」と話した。

 事業計画書には役者目標、プロデューサー目標だけでなく、5年後、10年後を見据えた、役者業への向き合い方が細かく記されているという。「正月三が日、いつも温泉とか行って、風呂入りながら考えて、“今年はこうするぞ”って。考えながらだいたい4日か5日に書いて、例えば“去年はこういう作品に出て、これぐらい稼ぎましたね!”と。金額も超具体的に書いていて、今年は“ワンランクアップするために、こういう作品に出て行きましょう!”、とか。“是枝さんの作品に出て行きましょう!”とか。そのために私がするのは“英語を勉強する!”とか、“見た方が引き込まれるよな役者になるべく、アクティングコーチを強化する”とか。自分に課すことと、マネジャーさんに課すこと、“こういうところに営業に行く!”とか。あとは1~12月まで、何も決まってないけど、こうなっていたらいいな、みたいな。“ここで広告入る!”とか、“ここでテレ東のドラマやる”とか…」と計画書の内容を具体的に説明。「そういうのを12月まで書いて、“よし、今年2022年はこう行こう!”って毎年マネジャーさんと詰めて仕事してる。結構マジなんですよ!」と続けた。

 そんなMEGUMIに、マツコは「すごい!」と感嘆。「私はこの忙しさにかまけて、事業計画もしないまま、10年間過ごしてしまったんですよ」としみじみ。「ちょっとこれ、私に一番欠けてたことかも。もちろん、手は抜かずに仕事はしてきたけど、昨日も今日も来週も再来週もやることは変わらんのですよ。でも、それが間違いだった。10年前の私にはそれは言えなかったな、でも。“レギュラーとかやるのダサくない?”って。“その都度、新しいことを半年おきにやればいいじゃん!”って言えなかったね…」ともらした。

 MEGUMIはこれからについて「マツコさんがスゴイ楽しい別の事をして!」と声をかけると、マツコは「最近、それ、本気で考えてますわ。まだ50歳だし、死ぬまであと30年ぐらいはあるだろうから、もうちょっと最後に働かなきゃと思って」と思いを吐露した。

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