泉谷しげる “盟友”吉田拓郎の引退に思い「その勇気たるや、物凄い決断だったんだろうなと」

[ 2022年8月14日 11:02 ]

泉谷しげる
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 歌手で俳優の泉谷しげる(74)が14日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。年内で芸能活動を終了する意向のシンガー・ソングライター吉田拓郎(76)についてコメントした。

 泉谷にとって吉田は1975年、ともにフォーライフ・レコードを立ち上げた盟友。吉田の引退の決断について、泉谷は「あの男はとんでもない野郎で、わがままの代表みたいなやつで、あいつのおかげでどんだけ迷惑してきたかって思うんだけど」と前置きしつつ「引退ということを考えたとしたら、あの男が相当悩んだんだろうなと思う。その勇気たるや、物凄い決断だったんだろうなと思うから、尊重しますね」と語った。

 人柄についても「あれは強引で、例えば会社作りたいだとか、何かをしたいってことは強引に決めていっちゃう。つま恋コンサートで5万人集めるとか、初めてなことばっかりやるわけ。要するに、退屈が嫌いっていうか…」と目を細めた。

 かつて掛けられた迷惑についても話が及び、「とにかくひどいですよ」と泉谷。「吉田拓郎の看板でコンサートが行われているわけですよ。吉田拓郎の歌をみんなで持ち上げようというコンサートがあって、俺らはゲストで行っていたわけ。(南)こうせつとか、俺とか出てたんだよ。待てど暮らせど、(吉田が)来ないわけよ。つないでいるわけよ、客は拓郎の客ばっかりだから。シラーっとして俺らのことを見ているわけよ。こうせつも“どうしたもんかね”と言いながらつないでいるわけ。“まだ来ない”“まだ来ない”って言いながらつないでも、結局、来ないわけ」と結局、吉田のコンサートであったにもかかわらず、本人が現れなかったという。「翌日会って、“なんで来ないんだよ!”って言ったら、(吉田が)“雨降ってたから行きたくなかった”って。わけわかんないでしょ?殴りましたよ…。当たり前だよ」と不満を爆発。それでも「当時のミュージシャンは天気が悪いと行かないミュージシャン、結構いたんだよ」とぶっちゃけ、笑わせた。

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2022年8月14日のニュース