映画「ワンピース」最新作 興収100億円突破確実、ルフィ声優「凄いことに」公開8日目で50億円超

[ 2022年8月14日 05:30 ]

映画「ONE PIECE FILM RED」の公開記念舞台あいさつに登壇した(前列左から)岡村明美、津田健次郎、田中真弓、名塚佳織、中井和哉(後列同)宝亀克寿、矢尾一」樹、大谷育江、山口勝平、平田広明、山口由里子、チョー
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 人気アニメ映画シリーズの最新作「ONE PIECE FILM RED」が13日、興行収入50億円、観客動員360万人を突破した。公開からわずか8日目での到達で、配給の東映では興収100億円超えを確実視している。

 今月6日に全国495スクリーンで封切られ、週末2日間で興収22億5000万円と、今年公開された映画で最高のスタートを記録。東映の単独配給では、興収発表になった2000年以降で最高の12年「ONE PIECE FILM Z」の68億7000万円を上回るのは時間の問題だ。13日から入場者プレゼントも変わり、2週目の落ち込みもほとんどないことから同社は「大台は間違いなく、いつ突破するかというだけ」と、早ければ今月中にも達成するとみている。

 原作の連載25周年、コミックスは103巻で累計5億1000万部とギネス記録を更新、テレビアニメも1000話を超える中、映画も節目の第15作で大記録を打ち立てる勢い。この日舞台あいさつに立った主人公ルフィ役の田中真弓(67)は「凄いことになっています」と感嘆の表情を浮かべた。

 10日にはフランスでも公開され、初日動員26万7631人と歴代日本アニメ映画で1位を記録。同日リリースのAdo(19)による主題歌「新時代」は、アップル・ミュージック世界チャートで1位を獲得するなど旋風は世界へと広がっている。

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2022年8月14日のニュース