吉沢亮 月9初主演、大河・渋沢栄一の次は小児科医「救う側の人間としての未熟さ、葛藤を描ければ」

[ 2022年7月27日 05:00 ]

フジテレビ月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」で主演を務める吉沢亮
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 俳優の吉沢亮(28)が、10月期のフジテレビ月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜後9・00)に主演する。昨年放送のNHK大河「青天を衝け」に主演後、連ドラ出演は今作が初めて。医師役に初挑戦、月9出演も初と、“初物尽くし”となる。

 北海道の郊外地域に新設された小児専門の集中治療室(PICU)が舞台。大地が広大なため迅速な医療を届けることが困難な環境の中、1秒でも早く患者を受け入れる施設をつくるために医師たちが奮闘する姿が描かれる。吉沢が演じるのは不器用で未熟な若き小児科医。初の医師役にあたり「人の命を救うのは神様でもスーパーマンでもない。救う側の人間としての未熟さ、葛藤などを丁寧に描ければ」と意気込んでいる。

 「青天…」では、平成生まれ初の大河主演として渋沢栄一を演じた。農家に生まれた青年が、やがて“日本資本主義の父”と呼ばれるに至るまでの生涯を駆け抜けた。役者として一回り成長し、民放の連ドラに凱旋する形となる。

 月9も初めて。「子供の頃から“野球と言えばイチロー”、“ドラマと言えば月9”と勝手に思ってましたので、その主演をやらせていただけるっていうのはもう。ありがとうございます」と出演を喜んでいる。「命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います」と話している。

 クランクインは9月上旬を予定している。

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2022年7月27日のニュース