「ちむどんどん」重子、和彦&智の奪い合いも調査済み?智は歌子に本音&優子に詫び

[ 2022年7月27日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第78話。智のことも知っていた重子(鈴木保奈美)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日、第78話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第78話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。暢子は、結婚に反対する和彦の母・重子(鈴木保奈美)を翻意させるために「美味しいものを作って食べてもらう」と宣言。重子にあまゆに来てもらい、料理を振る舞う手はずを整える。一方、和彦は和彦なりに、頑なな母と向き合おうと努力をし…。その頃、やんばる。暢子に失恋した智(前田公輝)が久しぶりに歌子(上白石萌歌)を訪ね…という展開。

 喫茶サーカス。和彦は重子に「それまで知らなかった父さん(文彦、戸次重幸)の姿も、知ることができた。僕は沖縄で何度も、海を眺める父さんの背中を見た。2人でいつまでも海を眺めて、大きな強い視線の姿に何度も感動した。父さんと過ごした沖縄は、僕にとって特別な場所」などと沖縄の思い出を力説。

 重子は「あなたはお父さんとの思い出を美化しているだけ。(文彦との間に)愛情なんてなかった。最初から最後まで」などと再び和彦と言い争いになり「砂川智っていう青年と、あのお嬢さんを奪い合ったんですって。同じ村の出身で幼なじみなら釣り合う。一時の気まぐれで人生を棒に振るの」などと暢子との結婚に反対する姿勢は変わらず。それでも和彦は「暢子はあきらめないって言ってる。僕もあきらめない」。日曜の夕方、鶴見には必ず来てほしいと頼んだ。

 仕入先を増やすため沖縄に帰った比嘉家を訪問。歌子に「聞いてるか、暢子とのこと」と自ら切り出し「完ぺきにフラれた~。みっともなくて、しばらく誰にも会いたくなかった。でも何でか歌子には、ちゃんと自分から言いたいなぁと思って。一番みじめな気持ちを言ったら、スッキリした。歌子のおかげやさ」などと本音を打ち明けた。歌子は「うちは、いつでも智ニーニーの味方だから」。バツの悪い智を共同売店に連れていき、優子(仲間由紀恵)に会わせた。智が「すいません。必ず幸せにするとか、大口叩いておきながら」と頭を下げると、優子は「うちは智のことが心配だったさ」などと気遣い。気まずさもなくなったようだった。

 そして、重子が来るはずの日曜、あまゆ。料理は完成。暢子が着替えに2階に上がると、1階から物音。「嫌な予感がする」――。

 SNS上には「智と奪い合ったことまでw」「追加報告か、確かに優秀な探偵を雇ってるなw」「智とのことまで知ってるとは。重子さんホンマにちむどんどん視聴者なんじゃ」「智、歌子の前ではホントの自分に戻れるのだな」「智の心をほぐしてやれるのは歌子だけだよ」などの声も上がった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月27日のニュース